「足」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 59 件
故事・ことわざ・慣用句一覧
足搔きが取れない(あがきがとれない)
悪い状態から抜け出そうともがいても、どうしようもないようす。対処する方法がないこと。
「足搔き」は自由になろうとしてもがくこと。足がある(あしがある)
走るのが速い。
足が重い(あしがおもい)
行かなければいけないと思いながらも、気がすすまずに行く気にならないようす。
足が竦む(あしがすくむ)
恐ろしさや極度の緊張によって、足に力が入らなくなり思うように動けなくなること。転じて、怖さから行動に移せなくなること。
足が地に着かない(あしがちにつかない)
1.うれしさや緊張などのために、気持ちが落ち着かず、そわそわしている様子。 2.考えや計画、行動が浮ついていて、確かさや着実さに欠ける様子。 「着かない」は「付かない」とも書く。 「地に足が着(付)かない」ともいう。
足が地に着く(あしがちにつく)
考え方や行動が現実をしっかり捉えており、落ち着いていて危なげがない。 「着く」は「付く」とも書く。
足が付く(あしがつく)
逃亡者の足取りが分かる。また、犯人の手がかりがつかめる。
足が出る(あしがでる)
予算よりも支出が多くなる。赤字になる。
足が遠のく(あしがとおのく)
今までよく行っていた場所へ、訪れる機会が少なくなる。疎遠になる。
足が途絶える(あしがとだえる)
これまであった人や客の往来が急になくなり、その場所が寂れること。
足が早い(あしがはやい)
商品の売れ行きがよいこと。 また、食べ物が腐るのがはやく、長持ちしないこと。
足が棒になる(あしがぼうになる)
歩き過ぎや立ち続けで、足が棒にように固く強張るほど、ひどく疲れるようす。
足が向く(あしがむく)
無意識のうちに、自然とある方向へ行く。
足蹴にする(あしげにする)
人に対してぞんざいな扱いをしたり、ひどい仕打ちを与えたりする。
足駄を履いて首ったけ(あしだをはいてくびったけ)
異性に惚れ込み夢中になることのたとえ。 歯の高い下駄である足駄を履いていても、なお首まで浸かってしまうほど深い場所にはまり込むとの意から。
足駄を履く(あしだをはく)
売買の仲介や頼まれた買い物などで、実際の値より高く言い立てて差額を取ること。上前をはねること。値段を高く見せかけること。
足で稼ぐ(あしでかせぐ)
自分で動き回ったり行動をしたりして、成果を得る。
足手纏い(あしでまとい)
手足にまとわりついて自由な動きを妨げるように、進行や仕事の妨げとなり、手助けどころか負担になること。また、そのような存在。
足止めを食う(あしどめをくう)
何らかの事情でその場から先に進めなくなったり、外出を禁じられたりする。
足並が乱れる(あしなみがみだれる)
複数の人が、進み方や考え方、行動の調子をそろえられなくなり、まとまりが失われること。 意見の不一致や連携不足などで、全体の動きがちぐはぐになることをいう。 「足が乱れる」ともいう。
足並みを揃える(あしなみをそろえる)
多くの人の考え方や意見、方針が一致して、同じ行動をとる。
足に任せる(あしにまかせる)
特に目的を定めずに、気の向くままに歩くこと。また、足の力が続く限り歩くこと。
足の裏の飯粒(あしのうらのめしつぶ)
1.足の裏にはりついた飯粒のように、じゃまで煩わしく、なかなか離れないもののたとえ。 2.取らないと気持ちが悪いが、取っても食えないもののたとえ。「取る(取得する)」と「取っても食えない(生活の糧にならない)」を掛け、苦労して取ってもそれだけでは役に立ちにくい資格・学位・技術などを指す。 「飯粒」は「米粒」ともいう。
足の裏の飯粒をこそげる(あしのうらのめしつぶをこそげる)
極端に物惜しみすることのたとえ。 「こそげる」は削り取ることで、足の裏に付着したわずかな米粒までも削り落として食べるという、執念深く卑しい様子から。
足の踏み場もない(あしのふみばもない)
足を置くわずかなすき間もないほど、部屋に物が散らかっているようす。
足場を失う(あしばをうしなう)
物事を行うときの拠り所がなくなってしまうこと。
足場を固める(あしばをかためる)
物事を行うときの、拠り所となる土台をしっかりとしたものにすること。
足踏みをする(あしぶみをする)
物事が進展せずに、同じ状態にとどまっているようす。
足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
身近なところで、突然思いもかけないことが起きることのたとえ。また、急に思い立って物事を始めるようす。
足元に付け込む(あしもとにつけこむ)
相手の弱点を見抜いてそれにつけ込むたとえ。 「足下につけ込む」とも書く。
