門前雀羅を張る
ことわざ「門前雀羅を張る」の意味・読み方・異形などを解説します。
門前雀羅を張る
もんぜんじゃくらをはる
| 言葉 | 門前雀羅を張る |
|---|---|
| 読み方 | もんぜんじゃくらをはる |
| 意味 | 客足が絶えて、門のあたりに人の気配がまったく無くなること。羽振りのよかった家が力を失い、出入りしていた者まで寄りつかなくなったさまをいう。
漢の翟公が裁きの長官であったころは門前に客があふれたが、職を退いたとたん人足が絶え、門の前で雀を捕る網が張れるほどになった。 |
| 出典 | 『史記』汲鄭列伝 |
| 異形 | 門前雀羅(もんぜんじゃくら) |
| 門外雀羅を設くべし(もんがいじゃくらをもうくべし) | |
| 門前雀羅を設く(もんぜんじゃくらをもうく) | |
| 門前雀羅を設くべし(もんぜんじゃくらをもうくべし) | |
| 場面 | 衰える / 鳥 / 静かな様子 |
| 使用語彙 | 門前 / 門 / 門外 |
| 使用漢字 | 門 / 前 / 雀 / 羅 / 張 / 外 / 設 |
「門」を含むことわざ
- 商いは門門(あきないはかどかど)
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 倚門の望(いもんのぼう)
- 大門を打つ(おおもんをうつ)
- お門違い(おかどちがい)
- 女は門開き(おんなはかどびらき)
- 固まり法華に徒党門徒(かたまりぼっけにととうもんと)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 門を塞ぐ(かどをふさぐ)
「前」を含むことわざ
- 相手変われど手前変わらず(あいてかわれどてまえかわらず)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 朝飯前(あさめしまえ)
- 朝飯前のお茶漬け(あさめしまえのおちゃづけ)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 嵐の前の静けさ(あらしのまえのしずけさ)
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- 命は風前の灯の如し(いのちはふうぜんのともしびのごとし)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
- 後ろに柱前に酒(うしろにはしらまえにさけ)
「雀」を含むことわざ
- 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
- 勧学院の雀は蒙求を囀る(かんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる)
- 着たきり雀(きたきりすずめ)
- 孔雀は羽ゆえ人に捕らる(くじゃくははねゆえひとにとらる)
- 雀、海に入って蛤となる(すずめ、うみにいってはまぐりとなる)
- 雀の千声鶴の一声(すずめのせんこえつるのひとこえ)
- 雀の角(すずめのつの)
- 雀の涙(すずめのなみだ)
- 雀の糠喜び(すずめのぬかよろこび)
- 雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)
「羅」を含むことわざ
- 一張羅(いっちょうら)
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
- 綺羅星の如く(きらぼしのごとく)
- 綺羅を飾る(きらをかざる)
- 甲羅を経る(こうらをへる)
- 甲羅を干す(こうらをほす)
- 修羅場(しゅらじょう)
- 修羅の巷(しゅらのちまた)
- 修羅を燃やす(しゅらをもやす)
- 銘木の伽羅におと無きが如し(めいぼくのきゃらにおとなきがごとし)
「張」を含むことわざ
- 朝寝坊の宵っ張り(あさねぼうのよいっぱり)
- 足を引っ張る(あしをひっぱる)
- 網を張る(あみをはる)
- アンテナを張る(あんてなをはる)
- 息筋張る(いきすじはる)
- 息精張る(いきせいはる)
- 意地張るより頬張れ(いじはるよりほおばれ)
- 意地を張る(いじをはる)
- 伊勢は津で持つ津は伊勢で持つ尾張名古屋は城で持つ(いせはつでもつつはいせでもつおわりなごやはしろでもつ)
- 一張羅(いっちょうら)
「外」を含むことわざ
- 顎が外れる(あごがはずれる)
- 当てが外れる(あてがはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 家を外にする(いえをそとにする)
- 内閻魔の外恵比須(うちえんまのそとえびす)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 内で蛤、外では蜆(うちではまぐり、そとではしじみ)
- 内に誠あれば外に形る(うちにまことあればそとにあらわる)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 内広がりの外すぼり(うちひろがりのそとすぼり)
「設」を含むことわざ
- 一席設ける(いっせきもうける)
- 城府を設けず(じょうふをもうけず)
- 門外雀羅を設くべし(もんがいじゃくらをもうくべし)
