沙弥から長老にはなれぬとは
沙弥から長老にはなれぬ
しゃみからちょうろうにはなれぬ
言葉 | 沙弥から長老にはなれぬ |
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読み方 | しゃみからちょうろうにはなれぬ |
意味 | 物事には順序があり、一足飛びには上に進めないというたとえ。「沙弥」は仏門に入ったばかりの修行未熟な若い僧、「長老」は徳の高い僧。 |
類句 | 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし) |
端から和尚はない(はなからおしょうはない) | |
使用語彙 | 沙弥 |
使用漢字 | 沙 / 弥 / 長 / 老 |
「沙」を含むことわざ
- 胡乱の沙汰(うろんのさた)
- 遠慮が無沙汰(えんりょがぶさた)
- 遠慮は無沙汰(えんりょはぶさた)
- 音沙汰が無い(おとざたがない)
- 隠密の沙汰は高く言え(おんみつのさたはたかくいえ)
- 沙汰の限り(さたのかぎり)
- 沙中の偶語(さちゅうのぐうご)
- 沙弥から長老(しゃみからちょうろう)
- 地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)
「弥」を含むことわざ
- 阿弥陀の光も金次第(あみだのひかりもかねしだい)
- 阿弥陀の光も銭次第(あみだのひかりもぜにしだい)
- 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
- 金の光は阿弥陀ほど(かねのひかりはあみだほど)
- 下駄も阿弥陀も同じ木の切れ(げたもあみだもおなじきのきれ)
- 娑婆で見た弥三郎(しゃばでみたやさぶろう)
- 娑婆で見た弥十郎(しゃばでみたやじゅうろう)
- 娑婆で見た弥次郎(しゃばでみたやじろう)
- 沙弥から長老(しゃみからちょうろう)
「長」を含むことわざ
- 息が長い(いきがながい)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 命長ければ辱多し(いのちながければはじおおし)
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 帯に短し、襷に長し(おびにみじかし、たすきにながし)
- 風邪は百病の長(かぜはひゃくびょうのおさ)
- 奸知に長ける(かんちにたける)