仏の沙汰も銭とは
仏の沙汰も銭
ほとけのさたもぜに
言葉 | 仏の沙汰も銭 |
---|---|
読み方 | ほとけのさたもぜに |
意味 | この世は金次第でどうにでもなるということのたとえ。
仏がその人を救うかどうかさえも寄付した金銭の多さで変わるということから。 |
使用語彙 | 沙汰 |
使用漢字 | 仏 / 沙 / 汰 / 銭 |
「仏」を含むことわざ
- 朝題目に夕念仏(あさだいもくにゆうねんぶつ)
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 居仏が立ち仏を使う(いぼとけがたちぼとけをつかう)
- 今際の念仏誰も唱える(いまわのねんぶつだれもとなえる)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- お陀仏になる(おだぶつになる)
- 鬼が出るか仏が出るか(おにがでるかほとけがでるか)
- 鬼にもなれば仏にもなる(おににもなればほとけにもなる)
- 鬼の念仏(おにのねんぶつ)
- 蟹の念仏(かにのねんぶつ)
- 神も仏もない(かみもほとけもない)
- 木仏、金仏、石仏(きぶつ、かなぶつ、いしぼとけ)
- 食い物と念仏は一口ずつ(くいものとねんぶつはひとくちずつ)
- 下駄も仏も同じ木の切れ(げたもほとけもおなじきのきれ)
- 事ある時は仏の足を戴く(ことあるときはほとけのあしをいただく)
- 極楽の入り口で念仏を売る(ごくらくのいりぐちでねんぶつをうる)
- 彩ずる仏の鼻を欠く(さいずるほとけのはなをかく)
- 出家の念仏嫌い(しゅっけのねんぶつぎらい)
- 知らぬが仏(しらぬがほとけ)
- 知らぬ仏より馴染みの鬼(しらぬほとけよりなじみのおに)
- 神仏は見通し(しんぶつはみとおし)
- 地獄で仏(じごくでほとけ)
- 地獄で仏に会う(じごくでほとけにあう)
- 地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけにあったよう)
- 立ち仏が居仏を使う(たちぼとけがいぼとけをつかう)
- 他人の念仏で極楽参り(たにんのねんぶつでごくらくまいり)
- 食べ物と念仏は一口ずつ(たべものとねんぶつはひとくちずつ)
- 土仏の水遊び(つちぼとけのみずあそび)
- ないが極楽、知らぬが仏(ないがごくらく、しらぬがほとけ)
- 女房、鉄砲、仏法(にょうぼう、てっぽう、ぶっぽう)
「沙」を含むことわざ
- 胡乱の沙汰(うろんのさた)
- 遠慮が無沙汰(えんりょがぶさた)
- 遠慮は無沙汰(えんりょはぶさた)
- 音沙汰が無い(おとざたがない)
- 隠密の沙汰は高く言え(おんみつのさたはたかくいえ)
- 沙汰の限り(さたのかぎり)
- 沙中の偶語(さちゅうのぐうご)
- 沙弥から長老(しゃみからちょうろう)
- 沙弥から長老にはなれぬ(しゃみからちょうろうにはなれぬ)
- 地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)
「汰」を含むことわざ
- 胡乱の沙汰(うろんのさた)
- 遠慮が無沙汰(えんりょがぶさた)
- 遠慮は無沙汰(えんりょはぶさた)
- 音沙汰が無い(おとざたがない)
- 隠密の沙汰は高く言え(おんみつのさたはたかくいえ)
- 沙汰の限り(さたのかぎり)
- 地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)
- 隣の糂汰味噌(となりのじんだみそ)
「銭」を含むことわざ
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 阿弥陀の光も銭次第(あみだのひかりもぜにしだい)
- 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
- 案じてたもるより銭たもれ(あんじてたもるよりぜにたもれ)
- 一銭を笑う者は一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく)
- 江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 勘定合って銭足らず(かんじょうあってぜにたらず)
- 金銭は他人(きんせんはたにん)
- 銭ある時は鬼をも使う(ぜにあるときはおにをもつかう)
- 銭あれば木物も面を返す(ぜにあればきぶつもつらをかえす)
- 銭なしの市立ち(ぜになしのいちだち)
- 銭は足なくして走る(ぜにはあしなくしてはしる)
- 長袖よく舞い、多銭よく商う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくあきなう)
- 長袖よく舞い、多銭よく賈う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくかう)
- 泥棒に追い銭(どろぼうにおいせん)
- 盗人に追い銭(ぬすびとにおいせん)
- 身銭を切る(みぜにをきる)
- 安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない)
- 宵越しの銭は使わぬ(よいごしのぜにはつかわぬ)