頤の雫口に入らぬ
ことわざ「頤の雫口に入らぬ」の意味・読み方・異形などを解説します。
頤の雫口に入らぬ
おとがいのしずくくちにいらぬ
| 言葉 | 頤の雫口に入らぬ |
|---|---|
| 読み方 | おとがいのしずくくちにいらぬ |
| 意味 | 目と鼻の先といえるほど近くにあるのに、自分のものにならず、思いのままにも扱えないこと。
「頤」は下あごのこと。あごの先に垂れた水の粒は、口のすぐ下まで来ているのに、どうやっても飲みこめない。この句はその光景を借りている。「顎の雫、口に入らぬ」の「顎(あぎと)」も、あごの古い呼び名。 |
| 例文 | 駅前に大きな図書館ができたのに、仕事に追われて一度も足を運べずにいる。まさに頤の雫口に入らぬだ。 |
| 異形 | 顎の雫、口に入らぬ(あぎとのしずく、くちにいらぬ) |
| 頤の雫(おとがいのしずく) | |
| 顎の滴り(あぎとのしたたり) | |
| 場面 | 口 |
| 使用漢字 | 頤 / 雫 / 口 / 入 / 顎 / 滴 |
「頤」を含むことわざ
- 頤で蠅を追う(おとがいではえをおう)
- 頤で人を使う(おとがいでひとをつかう)
- 頤の雫口に入らぬ(おとがいのしずくくちにいらぬ)
- 頤を解く(おとがいをとく)
「雫」を含むことわざ
- 頤の雫口に入らぬ(おとがいのしずくくちにいらぬ)
- 末の露、本の雫(すえのつゆ、もとのしずく)
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 馬に乗るとも口車に乗るな(うまにのるともくちぐるまにのるな)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
- お猪口になる(おちょこになる)
「入」を含むことわざ
- 間に入る(あいだにはいる)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤を入れる(あかをいれる)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 足を入れる(あしをいれる)
- 頭に入れる(あたまにいれる)
- 新しき葡萄酒は新しき革袋に入れよ(あたらしきぶどうしゅはあたらしきかわぶくろにいれよ)
- 穴があったら入りたい(あながあったらはいりたい)
「顎」を含むことわざ
- 顎から先に生まれる(あごからさきにうまれる)
- 顎が落ちる(あごがおちる)
- 顎が外れる(あごがはずれる)
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 顎で背中を搔く(あごでせなかをかく)
- 顎で使う(あごでつかう)
- 顎で蠅を追う(あごではえをおう)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 顎をしゃくる(あごをしゃくる)
- 顎を出す(あごをだす)
