クレオパトラの鼻
ことわざ「クレオパトラの鼻」の意味・読み方を解説します。
クレオパトラの鼻
くれおぱとらのはな
| 言葉 | クレオパトラの鼻 |
|---|---|
| 読み方 | くれおぱとらのはな |
| 意味 | 取るに足らない小さな事柄ひとつが、国の運命や歴史の大きな流れを左右するたとえ。
フランスの哲学者パスカルが、十七世紀に『パンセ』へ書き残した言葉から。古代エジプトの女王であったクレオパトラは、その美しさでローマの有力者たちの心をつかみ、そのことが歴史の動きにかかわった。パスカルは、その鼻がもう少し短かったなら(日本では「低かったら」の形で知られる)地上のありさまはまるで別のものになっていただろうと述べて、恋心のようなささやかなものが世界を揺り動かすことを示した。 小さな事柄が大きな結果を生む点で、小事は大事や蟻の穴から堤も崩れると通じる。 |
| 例文 | 一通の手紙の行き違いが戦の勝ち負けを分けたのだから、あれはまさにクレオパトラの鼻だった。 |
| 出典 | 『パンセ』 |
| 場面 | ごく小さいもの / 鼻 / 原因と結果 |
| 使用漢字 | 鼻 |
