馬の鼻向け
ことわざ「馬の鼻向け」(うまのはなむけ)の意味・読み方を解説します。
馬の鼻向け
うまのはなむけ
| 言葉 | 馬の鼻向け |
|---|---|
| 読み方 | うまのはなむけ |
| 意味 | 旅に出る人の無事を願い、出発の前に酒や料理でもてなすことや、お金や品物、詩や歌を贈ること。そうして贈る品をさしてもいう。
もとは、旅人の乗る馬の顔をこれから向かう方角へ向けてやり、途中で災難にあわないよう祈ったことをいい、そこから見送りの宴や贈り物の意味に移った。 いま使う「はなむけ」はこの語を縮めた形で、漢字一字の「餞」でも書く。 |
| 例文 | 昔の人は、遠い国へ旅立つ友のために宴を開き、馬の鼻向けとして歌を贈って別れを惜しんだ。 |
| 場面 | 別れる / 贈り物 / 旅 |
| 使用漢字 | 馬 / 鼻 / 向 |
「馬」を含むことわざ
- 敢えて後れたるに非ず、馬進まざるなり(あえておくれたるにあらず、うますすまざるなり)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一馬の奔る、一毛の動かざるは無し(いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
「鼻」を含むことわざ
- 麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
- 一日猿楽に鼻を欠く(いちにちさるがくにはなをかく)
- 牛は願いから鼻を通す(うしはねがいからはなをとおす)
- 得手に鼻つく(えてにはなつく)
- 女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
- 南瓜に目鼻(かぼちゃにめはな)
- 紙漉きの手鼻(かみすきのてばな)
- 木で鼻をくくる(きではなをくくる)
- 彩ずる仏の鼻を欠く(さいずるほとけのはなをかく)
- 酸鼻を極める(さんびをきわめる)
