前後に暮れる
ことわざ「前後に暮れる」の意味・読み方・異形などを解説します。
前後に暮れる
ぜんごにくれる
| 言葉 | 前後に暮れる |
|---|---|
| 読み方 | ぜんごにくれる |
| 意味 | 次にどう動けばよいのか分からなくなり、思い迷うこと。
この語句の「前後」は物事のあとさき、「暮れる」は判断がつかず思い惑うことを指す。あとさきの見きわめがつかないまま、どちらへ進むとも決められないでいる姿をいう。「前後に迷う」という表し方も同じ意味である。 これに近い語に途方に暮れる、東西を失うがある。形の似た前後を忘れるは、興奮や酒のために正気をなくす意味で、別の語である。 |
| 例文 | 引っ越したばかりの町で財布をなくし、帰り道も分からず、前後に暮れる思いだった。 |
| 異形 | 前後に迷う(ぜんごにまよう) |
| 場面 | 悩む / 困難 |
| 使用漢字 | 前 / 後 / 暮 / 迷 |
「前」を含むことわざ
- 相手変われど手前変わらず(あいてかわれどてまえかわらず)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 朝飯前(あさめしまえ)
- 朝飯前のお茶漬け(あさめしまえのおちゃづけ)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 嵐の前の静けさ(あらしのまえのしずけさ)
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- 命は風前の灯の如し(いのちはふうぜんのともしびのごとし)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
- 後ろに柱前に酒(うしろにはしらまえにさけ)
「後」を含むことわざ
- 敢えて後れたるに非ず、馬進まざるなり(あえておくれたるにあらず、うますすまざるなり)
- 明後日紺屋に今晩鍛冶屋(あさってこうやにこんばんかじや)
- 明後日の方(あさってのほう)
- 後足で砂をかける(あとあしですなをかける)
- 後味が悪い(あとあじがわるい)
- 後追う子に引かれる(あとおうこにひかれる)
- 後押しをする(あとおしをする)
- 後から後から(あとからあとから)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 後がない(あとがない)
「暮」を含むことわざ
- 明けた日は暮れる(あけたひはくれる)
- 明けても暮れても(あけてもくれても)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 言うだけ野暮(いうだけやぼ)
- 汚く稼いで清く暮らせ(きたなくかせいできよくくらせ)
- 暮らしが立つ(くらしがたつ)
- 暮らしを立てる(くらしをたてる)
- 暮れぬ先の提灯(くれぬさきのちょうちん)
- 心に笠着て暮らせ(こころにかさきてくらせ)
- 三人子持ちは笑うて暮らす(さんにんこもちはわろうてくらす)
