「大」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 102 件
「大」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
大当たりを取る(おおあたりをとる)
商売や芝居などの興行が、大成功を収めること。
大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
誰も信用しないような大きな嘘はついても害が少ないが、小さな嘘は真偽がわかりにくく、人が信じ込む恐れがあるので、ついてはいけないということ。
大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
からだばかり大きくて愚かな男をあざけっていう言葉。
大男の殿(おおおとこのしんがり)
からだばかり大きいくせに、いつも人に後れを取る男をあざけっていう言葉。
大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
思いもかけないところに影響が出るたとえ。また、あてにならない期待をするたとえ。 大風が吹けば土ぼこりが舞い上がって目に入り、目の不自由な人が増える。目の不自由な人は三味線で生計を立てようとするので、三味線に使う猫の皮がたくさん必要になる。猫が捕らえられて少なくなるとねずみが増える。ねずみは桶をかじるので桶屋が儲かるという話から。 「風」は「大風」、「儲かる」は「喜ぶ」ともいう。
大風の吹いたあと(おおかぜのふいたあと)
祭りや結婚式のように人が集まってにぎわった行事が終わり、急にひっそりとして、もの寂しい気分がただようありさまを、たとえていう。 強い風がひとしきり激しく吹いて通り過ぎたあとは、あたりがうそのようにしんとなることから。騒がしさが途切れて、急に静かになる場面なら、行事に限らず用いられる。 「大風の吹いたあとのよう(に)」の形で、たとえとして使う。大きな出来事の前の静けさをいう「[[嵐の前の静けさ*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/1718.php]]」とは、静けさがやって来る時が前と後ろで逆になる。
大河を手で堰く(おおかわをてでせく)
無謀で不可能なことをするたとえ。大きな川を手で堰き止めようとするということから。
大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)
大人物は大成するのに時間がかかるというたとえ。大きい薬缶は水がたくさん入るので沸騰するのに時間がかかるということから。
大きな家には大きな風(おおきないえにはおおきなかぜ)
人にはそれぞれの境遇に合った悩みがあるということ。 金持ちは何の心配もないように見えるが、家が大きければ、それなりに風当たりが強く、金持ちなりの悩みがあるとの意から。
大きなお世話(おおきなおせわ)
いらぬおせっかい。よけいな世話。 他人からの忠告や手助けを拒むときに使う言葉。
大きな顔(おおきなかお)
偉そうな顔つき。また、平然とした顔つき。
大きな口を利く(おおきなくちをきく)
実力もないのに偉そうなことを言うこと。
大木に蝉(おおきにせみ)
二つのものの大きさや力にとてつもない開きがあり、比べる意味さえないほどである様子をいう。また、ひどく不つり合いな取り合わせのたとえにも用いる。 見上げるほどの大木の幹に、ちっぽけな蝉が一匹しがみついているありさまから。「大木に蝉の止まったよう」のように、様子になぞらえる長い形でも使う。どちらの形でも「大木」を「たいぼく」と読むことがある。 大きさがまるで違う二つを組にしたことわざには、「[[月と鼈*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/616.php]]」「[[提灯に釣り鐘*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/609.php]]」もある。
大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
大きな権力の庇護の下では立派な人間は育ちにくいということ。 大きな木の下は採光や風通しが悪く、小さな木が育たないとの意から。
大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
強大な権力を持つ人物のもとには、その庇護を受けている者がたくさんいることのたとえ。
大口を叩く(おおぐちをたたく)
大げさなことを言う。偉そうなことを言う。
大阪の食い倒れ(おおさかのくいだおれ)
大阪の人は口に入るものへ糸目をつけず、食べるほうで蓄えを尽かせる。 「京の着倒れ」と対にして言う。
大台に乗る(おおだいにのる)
金額や数量が目安となる大きな境目を超すこと。 もとは株式用語で、株式市場での百円を単位とする値段の区切りを「大台」、十円を単位とする区切りを「台」という。
大遣いより小遣い(おおづかいよりこづかい)
大きくまとまった一度の出費よりも、日常のこまごました出費のほうが、かえって大きい金額になりやすいというたとえ。
大摑みより小摑み(おおづかみよりこづかみ)
ひとつかみで大きく取ろうとせず、小さく確かに取り続けるほうがよいということ。 一度に多くを望めば手からこぼれるが、少量ずつなら取りこぼしがない。商いや蓄えの心得としていう。
大手を振って(おおでをふって)
何の遠慮も気兼ねもなく、堂々と。
大鳥取るとて小鳥も取り損なう(おおとりとるとてことりもとりそこなう)
大きな成果を望んで欲を出すと、手堅く手に入ったはずの小さなものまで取りそこねる、というたとえ。欲をかきすぎれば、結局は手の中が空っぽになる。 「取るとて」は「取ろうとして」の意味。大きな鳥ばかりに狙いを定めていると、たやすく捕れたはずの小鳥にさえ飛び去られる、という場面から出た言葉。 欲張った末に何も手に入らない点で、「[[虻蜂取らず*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/1797.php]]」「[[二兎を追う者は一兎をも得ず*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2003.php]]」に通じる。また「[[大取りより小取り*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2600.php]]」は、一度に大きくもうけるより少しずつ確かに積み上げよと、同じ考えを逆の側から述べている。
大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
どうせ人に仕えるなら、勢力・権力のある相手の下につけというたとえ。
大取りより小取り(おおどりよりこどり)
一度に大儲けしようとするより、少しずつ確実に儲けていくほうが堅実だということ。
大鉈を振るう(おおなたをふるう)
思い切って、予算を削減したり人員を整理したりすること。 「鉈を振るう」ともいう。
大鍋の底は撫でても三杯(おおなべのそこはなでてもさんばい)
規模が大きいものは、何から何まで大きくてたいしたものだということ。 大きな鍋は底に残ったものを集めても碗に三杯分はあるという意味から。
大荷に小づけ(おおににこづけ)
すでに背負いきれないところへ、もうひとつ乗せられる。抱えている苦労の上に、また別の苦労が重なる。 「小づけ」は、積み荷の天に載せる小さな荷。
大盤振る舞い(おおばんぶるまい)
盛大に、人にご馳走したり物を与えたりすること。
大船に乗ったよう(おおぶねにのったよう)
信頼できるものに任せすっかり安心しきったようす。 難破する心配のない大きな船に乗ったようだということから。
大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
大げさなことを言うこと。また、ほらを吹くこと。
