「指」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 23 件
「指」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
一指を染める(いっしをそめる)
ある物事に、ほんの少し関わる。
嫌気が指す(いやけがさす)
もういやだという気持ちになる。
後ろ指を指される(うしろゆびをさされる)
他人から非難されること。「後ろ指」は他人を後ろから指差して陰口を言うこと。
言近くして指遠し(げんちかくしてむねとおし)
口にする言葉は手近でやさしいのに、そこが指し示す先は遠く広い。良い物言いとはそういうものだ。「指」は旨に同じで、言わんとする中身のことをいう。
五指に余る(ごしにあまる)
めぼしいものや優れたものなどが五つ以上あることのたとえ。
五指に入る(ごしにはいる)
優れていることのたとえ。良いほうから数えて五番以内に入ることのたとえ。 「五指に入る」ともいう。
五指のこもごも弾くは捲手の一挃に若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
ばらばらな個々の力は、団結した力には及ばないことのたとえ。 五本の指をばらばらにはじく力は、握りこぶしで叩いた一撃には及ばないとの意から。
鹿を指して馬と言う(しかをさしてうまという)
権力によって間違いや無理を押し通すことのたとえ。 秦の始皇帝の死後、宰相となった趙高が自分の権勢を試すため幼少の皇帝に鹿を馬と言い張って献上した。皇帝は「これは鹿ではないのか?」と臣下たちに尋ねたが、趙高の権勢を恐れた臣下たちは「馬です」と答えたという故事から。 「鹿を馬」「鹿を指して馬と言う(なす)」ともいう。
指呼の間(しこのかん)
指さして呼べる、または呼べば答えるほどの近い距離のこと。
食指が動く(しょくしがうごく)
食欲が起こること。また、何かが欲しいと思ったり、何かをしたい気持ちになること。「食指」は人差し指のことで、中国鄭の子公が自分の人差し指が動くのを見て、ごちそうにありつける前兆であると言ったという故事から。
十指に余る(じっしにあまる)
数が多いこと。十本の指で数え切れないということから。
十目の見る所、十指の指さす所(じゅうもくのみるところ、じっしのゆびさすところ)
居合わせた者がそろって同じ一点を差したなら、当人がどう言い繕っても覆らない。 人目が幾重にも重なったところでは、言い抜ける隙が無くなる。 「十指の指す所」「十目の視る所、十手の指す所」ともいう。
図星を指す(ずぼしをさす)
相手が隠していることや弱点などを推測して当てること。 「図星」は弓道の的の中心の点のこと。転じて、核心となる部分や急所などのたとえ。
掌を指す(たなごころをさす)
てのひらにあるものを指して説明するように、物事がきわめて明白であることのたとえ。
月を指せば指を認む(つきをさせばゆびをみとむ)
物事を説明しても、その文字や言葉にこだわって本質を理解しないということ。 月の説明をするために月を指さしても、月を見ずに指している指を見るとの意から。
三つ指、目八分(みつゆび、めはちぶ)
座って礼をするときは親指から中指までの三本を畳につき、器を運ぶときは目の高さの八分ほどのところで両手にささげ持つ。 「目八分」とはこの八分目の高さのことで、二つ合わせて行き届いた礼儀作法そのものを指す言葉。
指折り数える(ゆびおりかぞえる)
指を一本ずつ曲げながら数をかぞえること。 特に、待ち望んでいる日が来るまでの残りの日数を、一日一日かぞえて待つこと。
指切り拳万嘘吐いたら針千本飲ます(ゆびきりげんまんうそついたらはりせんぼんのます)
「うそをついたら、針を千本飲ませるぞ」と、約束を破った者への罰を口に出し合い、決して破らないと誓い合う子どもの決まり文句。 たいていは、相手と小指を引っかけ合い、まず「指切り、げんまん」と唱えてから続ける。げんまんは漢字で拳万と書き、約束を守らなかったら、げんこつで一万回打たれても文句は言わないという意味だといわれる。 針を千本も飲ませるというのは大げさな脅しで、それほど固く約束したのだと念を押す言い方である。
指を惜しんで掌を失う(ゆびをおしんでてのひらをうしなう)
目先のわずかなものを手放すまいとして、かえって大きなものをなくしてしまうたとえ。 一本の指を切るのを渋ったばかりに手のひらごと失う意から。
指を銜える(ゆびをくわえる)
望みはあっても自分にはなす術がなく、事のなりゆきを黙って見送るだけでいる。
指を差す(ゆびをさす)
本人のいないところで、その人を悪く言ったり、あざけったりすること。
指を染める(ゆびをそめる)
物事に着手すること。
指を以て河を測る(ゆびをもってかわをはかる)
手だてがまるで的はずれであることのたとえ。 指を差し入れて黄河の深さを知ろうとする意から。
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