大門を打つ
ことわざ「大門を打つ」(おおもんをうつ)の意味・読み方を解説します。
大門を打つ
おおもんをうつ
| 言葉 | 大門を打つ |
|---|---|
| 読み方 | おおもんをうつ |
| 意味 | ①江戸時代、遊郭の中で騒ぎや犯罪が起きたとき、出入り口の門をしめ切って、人の行き来を止めること。犯人を逃がさずに調べるために行った。
②遊郭にいる遊女をそっくり買い切って、ほかの客が遊べないようにし、ぜいたくに遊ぶこと。 「大門」は、遊女屋を一か所に集めて周りを囲った町(遊郭)の、表の出入り口に構えた大きな門。②の意味は、門を閉じれば、よその客は中へ入れなくなるところから。江戸の新吉原の大門がとりわけ名高く、吉原へ遊びに行くことを、大門をくぐるという言い方で表すこともあった。 |
| 例文 | 時代劇で、遊郭の中で人が斬られる事件が起き、役人が急いで大門を打って、怪しい者が外へ逃げられなくする場面を見た。 |
| 場面 | 遊び惚ける / 浪費 |
| 使用漢字 | 大 / 門 / 打 |
「大」を含むことわざ
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る(いってきぜつじょうにつうじて、たいかいのえんみをしる)
- 犬になるなら大家の犬になれ(いぬになるならおおやのいぬになれ)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
「門」を含むことわざ
- 商いは門門(あきないはかどかど)
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 倚門の望(いもんのぼう)
- お門違い(おかどちがい)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 吉事門を出でず(きちじもんをいでず)
- 鬼門(きもん)
- 口は禍の門(くちはわざわいのもん)
- 葷酒、山門に入るを許さず(くんしゅ、さんもんにいるをゆるさず)
