臆病の自火に責めらる
ことわざ「臆病の自火に責めらる」の意味・読み方・異形などを解説します。
臆病の自火に責めらる
おくびょうのじかにせめらる
| 言葉 | 臆病の自火に責めらる |
|---|---|
| 読み方 | おくびょうのじかにせめらる |
| 意味 | 気の小さい人が、何でもないことまで勝手におそろしいものと思いこみ、自分で自分を苦しめるたとえ。
「自火」は、もとは自分の住まいが火元になった火事をいう言葉で、この句では心の内に生まれる苦しみを指す。「責めらる」は「責められる」を昔の言葉づかいで言った形で、「臆病の自火に責められる」とも言う。 |
| 例文 | 留守番の夜、家がきしむ音を泥棒だと思いこんで一晩じゅう眠れなかった弟に、祖父は「臆病の自火に責めらるというやつだ」と苦笑いした。 |
| 異形 | 臆病の自火に責められる(おくびょうのじかにせめられる) |
| 場面 | 怯える / 悩む |
| 使用漢字 | 臆 / 病 / 自 / 火 / 責 |
「臆」を含むことわざ
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 臆病の自火に責めらる(おくびょうのじかにせめらる)
- 臆面もなく(おくめんもなく)
- 怖めず臆せず(おめずおくせず)
- 用心は臆病にせよ(ようじんはおくびょうにせよ)
「病」を含むことわざ
- 後腹が病める(あとばらがやめる)
- 一に看病、二に薬(いちにかんびょう、ににくすり)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 踵で頭痛を病む(かかとでずつうをやむ)
- 風邪は万病のもと(かぜはまんびょうのもと)
- 金儲けと死に病に易い事なし(かねもうけとしにやまいにやすいことなし)
- 気に病む(きにやむ)
- 気の病(きのやまい)
「自」を含むことわざ
- 相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ(あいぼれうぬぼれかたぼれおかぼれ)
- 医者の自脈効き目なし(いしゃのじみゃくききめなし)
- 医者よ自らを癒せ(いしゃよみずからをいやせ)
- 自惚れと瘡気のない者はない(うぬぼれとかさけのないものはない)
- 勝った自慢は負けての後悔(かったじまんはまけてのこうかい)
- 口自慢の仕事下手(くちじまんのしごとべた)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 剛戻自ら用う(ごうれいみずからもちう)
- 自然に帰れ(しぜんにかえれ)
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪業の猛火(あくごうのみょうか)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 頭から火が付く(あたまからひがつく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
「責」を含むことわざ
- 臆病の自火に責めらる(おくびょうのじかにせめらる)
- 己を責めて人を責めるな(おのれをせめてひとをせめるな)
- 心の鬼が身を責める(こころのおにがみをせめる)
- 責めを負う(せめをおう)
- 善を責むるは朋友の道なり(ぜんをせむるはほうゆうのみちなり)
- 無常の鬼が身を責むる(むじょうのおにがみをせむる)
