斧の柄朽つ
ことわざ「斧の柄朽つ」(おののえくつ)の意味・読み方を解説します。
斧の柄朽つ
おののえくつ
| 言葉 | 斧の柄朽つ |
|---|---|
| 読み方 | おののえくつ |
| 意味 | ある物事に心を引かれているあいだに、自分でも気づかないほど多くの年月が流れ去るたとえ。
少しの間のつもりだったのに、本当はずいぶん長い時が流れていた、という場合に使う。 晋(中国の古い王朝)の時代、王質という木こりが山奥に入り、子どもたちが碁を打ちながら歌うのに聞き入っていた。しばらくして帰ろうとすると、手にしていた斧の柄はすっかり腐っており、村に戻っても顔見知りは一人も残っていなかったと伝わる話から。 同じ故事にもとづく言葉に「爛柯」がある。 |
| 例文 | 夕方から古いアルバムを広げていたのに、気がつけば窓の外は真っ暗で、斧の柄朽つとでも言いたい心地がした。 |
| 出典 | 『述異記』 |
| 場面 | 時間 / 時間が早く過ぎ去る |
| 使用漢字 | 斧 / 柄 / 朽 |
「斧」を含むことわざ
- 郢斧(えいふ)
- 斧を掲げて淵に入る(おのをかかげてふちにいる)
- 玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 蚤の頭を斧で割る(のみのかしらをよきでわる)
- 斧鉞を加える(ふえつをくわえる)
「柄」を含むことわざ
- 家柄より芋茎(いえがらよりいもがら)
- 柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
- 大鋸屑も取り柄(おがくずもとりえ)
- 鐘も撞木の当たり柄(かねもしゅもくのあたりがら)
- 柄にもない(がらにもない)
- 采柄を握る(さいづかをにぎる)
- 柱には虫入るも鋤の柄には虫入らず(はしらにはむしいるもすきのえにはむしいらず)
- 百姓の泣き言と医者の手柄話(ひゃくしょうのなきごとといしゃのてがらばなし)
- 昔取った杵柄(むかしとったきねづか)
- 藪医者の手柄話(やぶいしゃのてがらばなし)
