蟷螂が斧を以て隆車に向かうとは
蟷螂が斧を以て隆車に向かう
とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう
言葉 | 蟷螂が斧を以て隆車に向かう |
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読み方 | とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう |
意味 | 弱者が自分の力を考えずに強敵に向かうこと。無謀な行いのたとえ。
「蟷螂」はかまきり、「斧」はここではカマキリの前足こと。 「隆車」は大きな車のこと。 かまきりが前足を上げて、大きな車に立ち向かうとの意から。 単に「蟷螂の斧」ともいう。 |
異形 | 蟷螂の斧(とうろうのおの) |
類句 | 蚍蜉大樹を撼かす(ひふたいじゅをうごかす) |
小男の腕立て(こおとこのうでたて) | |
ごまめの歯軋り(ごまめのはぎしり) | |
使用漢字 | 蟷 / 螂 / 斧 / 以 / 隆 / 車 / 向 |
「蟷」を含むことわざ
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 蟷螂の斧(とうろうのおの)
「螂」を含むことわざ
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 蟷螂の斧(とうろうのおの)
「斧」を含むことわざ
- 斧を掲げて淵に入る(おのをかかげてふちにいる)
- 玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 蟷螂の斧(とうろうのおの)
- 斧鉞を加える(ふえつをくわえる)
「以」を含むことわざ
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 管を以て大空を測る(くだをもっておおぞらをはかる)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- コンマ以下(こんまいか)
「隆」を含むことわざ
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
「車」を含むことわざ
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
- 口車に乗せる(くちぐるまにのせる)
- 車の両輪(くるまのりょうりん)
- 車は海へ舟は山(くるまはうみへふねはやま)
- 後車の戒め(こうしゃのいましめ)
- 車軸を下す(しゃじくをくだす)
- 車軸を流す(しゃじくをながす)
- 自転車操業(じてんしゃそうぎょう)