前車の覆るは後車の戒めとは
前車の覆るは後車の戒め
ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ
言葉 | 前車の覆るは後車の戒め |
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読み方 | ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ |
意味 | 先人の失敗は後人の戒めになるというたとえ。
前の車が覆るのを見て、後の車は戒めにするとの意から。 単に「後車の戒め」ともいう。 |
出典 | 『漢書』賈誼伝 |
異形 | 後車の戒め(こうしゃのいましめ) |
使用語彙 | 後車 |
使用漢字 | 前 / 車 / 覆 / 後 / 戒 |
「前」を含むことわざ
- 相手変われど手前変わらず(あいてかわれどてまえかわらず)
- 朝飯前(あさめしまえ)
- 朝飯前のお茶漬け(あさめしまえのおちゃづけ)
- 嵐の前の静けさ(あらしのまえのしずけさ)
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
- 後ろに柱前に酒(うしろにはしらまえにさけ)
- 後ろ弁天、前不動(うしろべんてん、まえふどう)
- 家の前の痩せ犬(うちのまえのやせいぬ)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
「車」を含むことわざ
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
- 口車に乗せる(くちぐるまにのせる)
- 車の両輪(くるまのりょうりん)
- 車は海へ舟は山(くるまはうみへふねはやま)
- 車軸を下す(しゃじくをくだす)
- 車軸を流す(しゃじくをながす)
- 自転車操業(じてんしゃそうぎょう)
「覆」を含むことわざ
- 前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)
- 手を翻せば雲となり、手を覆せば雨となる(てをひるがえせばくもとなり、てをくつがえせばあめとなる)
- 覆車の戒め(ふくしゃのいましめ)
- 覆水、盆に返らず(ふくすい、ぼんにかえらず)
- 覆轍を踏む(ふくてつをふむ)
- 目を覆う(めをおおう)
「後」を含むことわざ
- 明後日の方(あさってのほう)
- 後足で砂をかける(あとあしですなをかける)
- 後味が悪い(あとあじがわるい)
- 後押しをする(あとおしをする)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 後がない(あとがない)
- 後釜に据える(あとがまにすえる)
- 後釜に座る(あとがまにすわる)
- 後釜に据わる(あとがまにすわる)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
「戒」を含むことわざ
- 君子に三戒あり(くんしにさんかいあり)
- 後車の戒め(こうしゃのいましめ)
- 前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)
- 断機の戒め(だんきのいましめ)
- 覆車の戒め(ふくしゃのいましめ)
- 孟母断機の戒め(もうぼだんきのいましめ)