斧を研いで針にする
ことわざ「斧を研いで針にする」の意味・読み方・異形などを解説します。
斧を研いで針にする
おのをといではりにする
| 言葉 | 斧を研いで針にする |
|---|---|
| 読み方 | おのをといではりにする |
| 意味 | 根気強く努力を重ねていけば、とても無理に見えることでも、最後には実を結ぶことのたとえ。
太くて重たい斧も、あきらめずに研いでいけば、いつか細い針に変わる、という見立てによる。 李白が若いころ、斧を研いで針にしようとしているおばあさんを見て、学問をもう一度がんばろうと心に決めた、という話が伝わっている。「鉄杵を磨く」もこの話をもとにしており、そちらでは研ぐものが鉄のきねだ。 四字熟語の「磨斧作針」も、斧を針にするという同じたとえを使っている。 |
| 例文 | 苦手な漢字を毎晩五つずつ書き取って一年、検定の二級に受かった。斧を研いで針にするの言葉どおりだ。 |
| 異形 | 斧を磨いて鍼を作る(おのをみがいてはりをつくる) |
| 場面 | 努力する / 積み重ね |
| 使用漢字 | 斧 / 研 / 針 / 磨 / 鍼 / 作 |
「斧」を含むことわざ
- 郢斧(えいふ)
- 斧の柄朽つ(おののえくつ)
- 斧を掲げて淵に入る(おのをかかげてふちにいる)
- 玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 蚤の頭を斧で割る(のみのかしらをよきでわる)
- 斧鉞を加える(ふえつをくわえる)
「研」を含むことわざ
- 牙を研ぐ(きばをとぐ)
- 爪を研ぐ(つめをとぐ)
- 研がずに鍛冶を恨むな(とがずにかじをうらむな)
- 研ぎ賃に身を流す(とぎちんにみをながす)
- 筆研を新たにする(ひっけんをあらたにする)
- 刃から出た錆は研ぐに砥石がない(やいばからでたさびはとぐにといしがない)
- 夕焼けに鎌を研げ(ゆうやけにかまをとげ)
「針」を含むことわざ
- 悪の報いは針の先(あくのむくいははりのさき)
- 痛い上の針(いたいうえのはり)
- 嘘吐いたら針千本飲ます(うそついたらはりせんぼんのます)
- 杵を磨いて針となす(きねをみがいてはりとなす)
- 今日の一針、明日の十針(きょうのひとはり、あすのとはり)
- 口に針(くちにはり)
- 磁石に針(じしゃくにはり)
- 小さくとも針は呑まれぬ(ちいさくともはりはのまれぬ)
- 頂門の一針(ちょうもんのいっしん)
- 時を得た一針は九針の手間を省く(ときをえたいっしんはきゅうしんのてまをはぶく)
「磨」を含むことわざ
- 腕を磨く(うでをみがく)
- 男を磨く(おとこをみがく)
- 瓦は磨いても玉にならぬ(かわらはみがいてもたまにならぬ)
- 瓦も磨けば玉となる(かわらもみがけばたまとなる)
- 墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよ(すみはがきにすらせふではおににとらせよ)
- 棚から落ちた達磨(たなからおちただるま)
- 玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし)
- 鉄杵を磨く(てっしょをみがく)
- 無患子は三年磨いても黒い(むくろじはさんねんみがいてもくろい)
- 瑠璃の光も磨きから(るりのひかりもみがきから)
「鍼」を含むことわざ
- 斧を磨いて鍼を作る(おのをみがいてはりをつくる)
- 死に馬に鍼刺す(しにうまにはりさす)
