気違いに刃物
ことわざ「気違いに刃物」(きちがいにはもの)の意味・読み方を解説します。
気違いに刃物
きちがいにはもの
| 言葉 | 気違いに刃物 |
|---|---|
| 読み方 | きちがいにはもの |
| 意味 | 善い悪いを落ち着いて考えられなくなっている者に、人を傷つけかねない道具や力を渡すのは、ひどく危ないということのたとえ。
刃物を手にしたその人が何をするか読めず、周りの者までけがをしかねない様子から。 「気違い」は、心の病などで正しく考えられなくなった人を見下して呼んだ古い言葉で、今は差別にあたる言い方として避けられ、ふつうは使わない。同じような危うさを言うことわざには三つ子に剃刀がある。 |
| 例文 | 古い小説に「気違いに刃物」という一言があったので先生に尋ねると、ひどく危険だという意味のたとえだが、今は差別にあたる言葉なので口にしないようにと教わった。 |
| 場面 | 危険 |
| 使用漢字 | 気 / 違 / 刃 / 物 |
「気」を含むことわざ
- 麻布で気が知れぬ(あざぶできがしれぬ)
- 味も素っ気もない(あじもそっけもない)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
- 頭禿げても浮気はやまぬ(あたまはげてもうわきはやまぬ)
- 徒の悋気(あだのりんき)
- 呆気に取られる(あっけにとられる)
- 家鴨も鴨の気位(あひるもかものきぐらい)
- 雨の降る日は天気が悪い(あめのふるひはてんきがわるい)
- いい気なものだ(いいきなものだ)
- いい気になる(いいきになる)
「違」を含むことわざ
- 案に相違する(あんにそういする)
- 鶍の嘴の食い違い(いすかのはしのくいちがい)
- お門違い(おかどちがい)
- 勝手が違う(かってがちがう)
- 聞くと見るとは大違い(きくとみるとはおおちがい)
- 口と腹とは違う(くちとはらとはちがう)
- 桁が違う(けたがちがう)
- 酒飲み、本性違わず(さけのみ、ほんしょうたがわず)
- 筋が違う(すじがちがう)
- 寸分違わず(すんぶんたがわず)
「刃」を含むことわざ
- 剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
- 刃を迎えて解く(じんをむかえてとく)
- 付け焼き刃(つけやきば)
- 付け焼き刃はなまり易い(つけやきばはなまりやすい)
- 剣の刃を渡る(つるぎのはをわたる)
- 道理に向かう刃なし(どうりにむかうやいばなし)
- 情けに刃向かう刃なし(なさけにはむかうやいばなし)
- 寝刃を合わせる(ねたばをあわせる)
- 刃金が棟へ回る(はがねがむねへまわる)
- 刃金を鳴らす(はがねをならす)
