気は世を蓋う

ことわざ「気は世を蓋う」(きはよをおおう)の意味・読み方を解説します。

言葉気は世を蓋う
読み方きはよをおおう
意味気力がとびぬけて盛んで、世の中全体をすっぽり包みこんでしまうほど大きい、ということ。
ここでいう「気」は、何かをしようとする心の勢いや意気込み。「蓋う」は、物の上にかぶさって見えなくする意。
出どころは、漢の時代にまとめられた歴史書『史記』の項羽本紀。秦が滅んだあと漢と天下を争った楚の項羽は、やがて垓下という地で漢軍に何重にも囲まれた。その夜、自分の運命をなげいて作った詩の初めの句「力山を抜き、気は世を蓋う」の、後ろ半分にあたる。
前半と合わせた形は力山を抜き、気は世を蓋う、四字熟語では抜山蓋世といい、こちらは力の強さと気力の盛んさの両方をいう。
例文創業者は八十歳を過ぎても気は世を蓋う勢いで、新しい事業の計画を次々と語ってみせた。
出典『史記』項羽本紀
場面強い / 盛んな勢い
使用漢字気 / 世 / 蓋

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