虚器を擁す
ことわざ「虚器を擁す」の意味・読み方・異形などを解説します。
虚器を擁す
きょきをようす
| 言葉 | 虚器を擁す |
|---|---|
| 読み方 | きょきをようす |
| 意味 | 肩書きだけは立派でも、物事を自分で決める力はなく、他人の言いなりに動かされている状態。
「虚器」は中身の入っていない器のことで、形の上だけの地位や役目のたとえ。「擁す」は抱きかかえる意味で、そうした空っぽの地位をただ抱えている姿を表す。 力のない立場にいるだけではなく、陰にいる者に操られているところまで含んだ言い方。飾りだけの偉い人を指す床の間の置き物と通じる。 |
| 例文 | 幼い王は虚器を擁すにすぎず、国の政治は大臣たちが好きなように取り仕切っていた。 |
| 異形 | 虚器を擁する(きょきをようする) |
| 場面 | 地位 / 外見と実質が釣り合わない |
| 使用漢字 | 虚 / 器 / 擁 |
「虚」を含むことわざ
- 一人虚を伝うれば万人実を伝う(いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう)
- 己を虚しゅうす(おのれをむなしゅうす)
- 虚勢を張る(きょせいをはる)
- 虚にして往き実にして帰る(きょにしてゆきじつにしてかえる)
- 虚に拠り影を搏たしむ(きょによりかげをうたしむ)
- 虚を衝く(きょをつく)
- 虚仮にする(こけにする)
- 虚仮の後思案(こけのあとじあん)
- 虚仮の一心(こけのいっしん)
- 虚無僧に尺八(こむそうにしゃくはち)
「器」を含むことわざ
- 渭浜の器(いひんのき)
- 器用貧乏人宝(きようびんぼうひとだから)
- 器量は当座の花(きりょうはとうざのはな)
- 器量より気前(きりょうよりきまえ)
- 器量を下げる(きりょうをさげる)
- 君子は器ならず(くんしはきならず)
- 食を願わば器物(しょくをねがわばうつわもの)
- 玉磨かざれば器を成さず(たまみがかざればきをなさず)
- 人は病の器(ひとはやまいのうつわ)
- 水は方円の器に随う(みずはほうえんのうつわにしたがう)
「擁」を含むことわざ
- 虚器を擁す(きょきをようす)
