心広く体胖なり
ことわざ「心広く体胖なり」の意味・読み方・異形などを解説します。
心広く体胖なり
こころひろくたいゆたかなり
| 言葉 | 心広く体胖なり |
|---|---|
| 読み方 | こころひろくたいゆたかなり |
| 意味 | 自分の行いに後ろめたいところがなければ、心は広々として落ち着き、その安らかさが体にも表れて、身のこなしまでゆったりとしてくるということ。
正しい行いを積んで身についた徳は、人目にふれない心の内だけにとどまらず、体の様子にまでおのずとにじみ出るものだとする考え方。「胖」は、のびのびとして安らかなようすを表す字。 中国の古典『大学』で、富は屋を潤し徳は身を潤すと述べた一節に続く句。だから君子は、自分の思いに少しのうそもまじらないよう心がけるべきだ、と結んでいる。 同じ句を四字にした言葉に心広体胖がある。 |
| 例文 | 試験に向けて準備をすべて終えた兄は、前の晩もぐっすり眠り、心広く体胖なりといった様子で会場へ出かけていった。 |
| 出典 | 『大学』 |
| 異形 | 心広く体胖なり(こころひろくからだゆたかなり) |
| 心広く体胖いなり(こころひろくたいおおいなり) | |
| 場面 | 清廉 / 道徳 |
| 使用漢字 | 心 / 広 / 体 / 胖 |
「心」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 頭剃るより心を剃れ(あたまそるよりこころをそれ)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
- 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
「広」を含むことわざ
- 内広がりの外すぼり(うちひろがりのそとすぼり)
- 大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
- 顔が広い(かおがひろい)
- 肩身が広い(かたみがひろい)
- 視野が広い(しやがひろい)
- 世間が広い(せけんがひろい)
- 世間は広いようで狭い(せけんはひろいようでせまい)
- 長広舌を振るう(ちょうこうぜつをふるう)
- 手を広げる(てをひろげる)
- 名を広める(なをひろめる)
「体」を含むことわざ
- 有り体に言う(ありていにいう)
- 意を体する(いをたいする)
- 得体が知れない(えたいがしれない)
- 体が空く(からだがあく)
- 体が続く(からだがつづく)
- 体で覚える(からだでおぼえる)
- 体に障る(からだにさわる)
- 体を粉にする(からだをこにする)
- 体を壊す(からだをこわす)
- 体を張る(からだをはる)
「胖」を含むことわざ
- 心広く体胖なり(こころひろくたいゆたかなり)
