史に三長あり
ことわざ「史に三長あり」の意味・読み方を解説します。
史に三長あり
しにさんちょうあり
| 言葉 | 史に三長あり |
|---|---|
| 読み方 | しにさんちょうあり |
| 意味 | 歴史を書く者には、もとから備わった才能、学んで身につけた豊かな知識、正しいことと誤ったことを見分けるしっかりした目の三つがそろってこそ務まるということ。
「三長」は三つの長所のことで、「才」「学」「識」を指す。唐の歴史家劉知幾は、昔から文章の書ける人は多いのに歴史を書ける人が少ないのはなぜかと問われ、この三つを一人で兼ね備えた人が世の中にまれだからだ、と答えたという。 知識があっても才能がなければ、お金を持っていても商売で増やせない人と変わらず、才能があっても知識がなければ、腕のいい大工が材木も道具も持っていないのに等しい、とたとえを添えて説いた。 劉知幾のこの答えは、史有三長・作史三長として四字熟語でも言い表される。 |
| 例文 | 郷土の歴史をまとめる研究に取りかかった私たちに、先生は「史に三長ありだ。資料を集めるだけでなく、それをどう読み解き、どう書き表すかが大切だ」と話した。 |
| 出典 | 『新唐書』劉知幾伝 |
| 場面 | 才能・能力 / 文章 |
| 使用漢字 | 史 / 三 / 長 |
「史」を含むことわざ
- 史に三長あり(しにさんちょうあり)
- 青史(せいし)
- 歴史は繰り返す(れきしはくりかえす)
「三」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 行き成り三宝(いきなりさんぼう)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 居候、三杯目にはそっと出し(いそうろう、さんばいめにはそっとだし)
