性は道によって賢し
「性は道によって賢し」の意味・読み方を解説します。類句に「商売は道によって賢し」などがあります。
性は道によって賢し
せいはみちによってかしこし
| 言葉 | 性は道によって賢し |
|---|---|
| 読み方 | せいはみちによってかしこし |
| 意味 | 人の心の働きは、打ち込む仕事や技芸によって自然に鍛えられ、やがてその方面に深く通じてくる、という言葉。
「性」は持って生まれた心のあり方、「道」は専門とする分野のこと。「賢し」は「賢い」の古い形で、物事の筋道をわきまえた様子を指す。どんな人でも、一つの仕事に長く身を置けば、外の人にはまねのできない知恵や勘が育ってくる。 専門の人はその分野に明るいとする点で、「芸は道によって賢し」や「商売は道によって賢し」と並べられる。 |
| 例文 | 三十年旋盤を回してきた父は、機械の音を聞いただけで不調の箇所を言い当てる。性は道によって賢しで、毎日触れている者にしか分からない勘があるらしい。 |
| 場面 | 仕事 / 技術 |
| 類句 | 商売は道によって賢し(しょうばいはみちによってかしこし) |
| 使用漢字 | 性 / 道 / 賢 |
「性」を含むことわざ
- 相性が悪い(あいしょうがわるい)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)
- 甲斐性が無い(かいしょうがない)
- 下愚の性移るべからず(かぐのせいうつるべからず)
- 根性に似せて家を作る(こんじょうににせていえをつくる)
- 後生願いの六性悪(ごしょうねがいのろくしょうあく)
- 酒飲み、本性違わず(さけのみ、ほんしょうたがわず)
- 習慣は第二の天性なり(しゅうかんはだいにのてんせいなり)
- 習慣は天性の如し(しゅうかんはてんせいのごとし)
「道」を含むことわざ
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 鼬の道切り(いたちのみちきり)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 茨の道(いばらのみち)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 限りある道(かぎりあるみち)
- 学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
- 鬼神に横道なし(きじんにおうどうなし)
