賢路を塞ぐ
ことわざ「賢路を塞ぐ」の意味・読み方・異形などを解説します。
賢路を塞ぐ
けんろをふさぐ
| 言葉 | 賢路を塞ぐ |
|---|---|
| 読み方 | けんろをふさぐ |
| 意味 | 才能のとぼしい人がいつまでも役人の地位に居座り、すぐれた人が取り立てられたり出世したりする道をふさいでしまうこと。
「賢路(けんろ)」は、かしこい人が世に出て高い地位へ進んでいく道筋をいう。出どころは、中国の晋の時代に潘岳(はんがく)が作った詩、「河陽県作」の一句である。漢文では、この詩も『漢書』の鮑宣伝(ほうせんでん)も「塞ぐ」ではなく「妨ぐ(さまたぐ)」の字を使う。鮑宣伝には、前の皇帝の代に母や妻の親族が身内ばかりを朝廷に引き入れて「賢人の路を妨」いだと述べ、鮑宣が皇帝をいさめた文がある。 |
| 例文 | 役員たちが何年も入れ替わらず、賢路を塞ぐような会社では、若い社員の意欲が育ちにくい。 |
| 出典 | 潘岳「河陽県作」、『漢書』鮑宣伝 |
| 異形 | 賢路を妨ぐ(けんろをさまたぐ) |
| 賢人の路を妨ぐ(けんじんのみちをさまたぐ) | |
| 場面 | 地位 / 出世 |
| 使用漢字 | 賢 / 路 / 塞 / 妨 / 人 |
「賢」を含むことわざ
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 得たり賢し(えたりかしこし)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 賢い人には友がない(かしこいひとにはともがない)
- 経験は馬鹿をも賢くする(けいけんはばかをもかしこくする)
- 賢者は中道を取る(けんじゃはちゅうどうをとる)
- 賢者は長い耳と短い舌を持つ(けんじゃはながいみみとみじかいしたをもつ)
- 賢者ひだるし、伊達寒し(けんじゃひだるし、だてさむし)
- 賢人は危うきを見ず(けんじんはあやうきをみず)
- 芸は道によって賢し(げいはみちによってかしこし)
「路」を含むことわざ
- 老いたる馬は路を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 活路を開く(かつろをひらく)
- 岐路に立つ(きろにたつ)
- 血路を開く(けつろをひらく)
- 恋の闇路(こいのやみじ)
- 人生行路難し(じんせいこうろかたし)
- 旅路の命は路用の金(たびじのいのちはろようのかね)
- 待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)
- 夢路を辿る(ゆめじをたどる)
- 路頭に迷う(ろとうにまよう)
「塞」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 門を塞ぐ(かどをふさぐ)
- 壁の穴は壁で塞げ(かべのあなはかべでふさげ)
- 気が塞ぐ(きがふさぐ)
- 口を塞ぐ(くちをふさぐ)
- 塞翁が馬(さいおうがうま)
- 大海を手で塞ぐ(たいかいをてでふさぐ)
- 手が塞がる(てがふさがる)
- 八方塞がり(はっぽうふさがり)
- 塞ぎの虫(ふさぎのむし)
「妨」を含むことわざ
- 賢路を妨ぐ(けんろをさまたぐ)
- 貧は諸道の妨げ(ひんはしょどうのさまたげ)
