責め一人に帰す
ことわざ「責め一人に帰す」の意味・読み方を解説します。
責め一人に帰す
せめいちにんにきす
| 言葉 | 責め一人に帰す |
|---|---|
| 読み方 | せめいちにんにきす |
| 意味 | 集団で起きた失敗や不始末の責任は、誰の手によるものかを問わず、たどっていけば全体を率いるただひとりの肩にかかってくるものだという考え。
「責め」は責任のこと、「帰す」は物事が最後にある所へ落ち着くこと。「一人」はここでは「いちにん」と読み、組織や国の頂点に立つ人物を指している。 字面の近い責めを負うは、当人が処罰や償いを引き受ける行いを表す言葉で、責任の行き着く先を語るこの句とは働きが違う。 |
| 例文 | 部下の手違いが原因ではあったが、責め一人に帰すと考えた社長は、みずから取引先へ謝罪に出向いた。 |
| 場面 | 上の立場の人の心得 / けじめをつける |
| 使用漢字 | 責 / 一 / 人 / 帰 |
「責」を含むことわざ
- 臆病の自火に責めらる(おくびょうのじかにせめらる)
- 己を責めて人を責めるな(おのれをせめてひとをせめるな)
- 心の鬼が身を責める(こころのおにがみをせめる)
- 責めを負う(せめをおう)
- 善を責むるは朋友の道なり(ぜんをせむるはほうゆうのみちなり)
- 無常の鬼が身を責むる(むじょうのおにがみをせむる)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
