犬の逃げ吠え
ことわざ「犬の逃げ吠え」(いぬのにげぼえ)の意味・読み方を解説します。
犬の逃げ吠え
いぬのにげぼえ
| 言葉 | 犬の逃げ吠え |
|---|---|
| 読み方 | いぬのにげぼえ |
| 意味 | けんかや言い争いに負けた者が、その場から引き下がりながらも、口だけは負けまいとして言い返し、強がりを並べること。
気の小さい犬は、相手から逃げて走り去りながらも、なおワンワンとほえ立てる。その犬の姿を人の態度にたとえた。 面と向かわず陰で強がる「犬の遠吠え」とは、負けて去っていくまさにその時に口答えをする点が違う。負けたのに平気なふりをして強がる「引かれ者の小唄」は、近い意味の言葉。 |
| 例文 | 言い合いで妹にやりこめられた兄は、部屋を出ながら「次は覚えてろよ」とどなったが、犬の逃げ吠えにしか聞こえなかった。 |
| 場面 | 犬 / 負け惜しみ |
| 使用漢字 | 犬 / 逃 / 吠 |
「犬」を含むことわざ
- 赤犬が狐を追う(あかいぬがきつねをおう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 犬になるなら大家の犬になれ(いぬになるならおおやのいぬになれ)
- 犬に念仏猫に経(いぬにねんぶつねこにきょう)
- 犬にも食わせず棚にも置かず(いぬにもくわせずたなにもおかず)
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 犬の一年は三日(いぬのいちねんはみっか)
「逃」を含むことわざ
- 足下の鳥は逃げる(あしもとのとりはにげる)
- 虎口を逃れて竜穴に入る(ここうをのがれてりゅうけつにいる)
- 小鳥を捕らえて大鳥を逃がす(ことりをとらえておおとりをにがす)
- 三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
- 地震の時は竹薮に逃げろ(じしんのときはたけやぶににげろ)
- 逃がした魚は大きい(にがしたさかなはおおきい)
- 二月は逃げて走る(にがつはにげてはしる)
- 逃ぐるが一の手(にぐるがいちのて)
- 逃げ腰になる(にげごしになる)
- 逃げも隠れもしない(にげもかくれもしない)
