虎口を逃れる
ことわざ「虎口を逃れる」(ここうをのがれる)の意味・読み方を解説します。
虎口を逃れる
ここうをのがれる
| 言葉 | 虎口を逃れる |
|---|---|
| 読み方 | ここうをのがれる |
| 意味 | 危険がすぐそこまで迫っていた所から、かろうじて逃げのびること。
「虎口」は虎の口のことで、とても危ない所や立場のたとえ。 『史記』(漢の時代に中国でできた歴史書)には、秦の皇帝の前で反乱を「ただの盗賊」と言いつくろって皇帝の怒りを避けた学者の叔孫通が、「危うく虎の口から逃げそこなうところだった」と言い、そのあとすぐ姿をくらましたと記してある。 意味の同じ言葉に虎口を脱するがある。また、虎口を逃れて竜穴に入るは、危ない目を逃れたと思ったら、またすぐ次の災いにぶつかることをいう。 |
| 例文 | 火事で煙に巻かれかけたが、窓から隣の屋根に移って虎口を逃れる。 |
| 場面 | 危険 / 逃げる / 虎 |
| 使用語彙 | 虎口 |
| 使用漢字 | 虎 / 口 / 逃 |
「虎」を含むことわざ
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 市に虎を放つ(いちにとらをはなつ)
- 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし)
- 騎虎の勢い(きこのいきおい)
- 口の虎は身を破る(くちのとらはみをやぶる)
- 口は虎、舌は剣(くちはとら、したはつるぎ)
- 雲は竜に従い風は虎に従う(くもはりゅうにしたがいかぜはとらにしたがう)
- 群羊を駆って猛虎を攻む(ぐんようをかってもうこをせむ)
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
- 虎口(ここう)
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 一口に出ずるが如し(いっこうにいずるがごとし)
- 馬に乗るとも口車に乗るな(うまにのるともくちぐるまにのるな)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
