影もないのに犬は吠えぬ
ことわざ「影もないのに犬は吠えぬ」の意味・読み方・異形などを解説します。
影もないのに犬は吠えぬ
かげもないのにいぬはほえぬ
| 言葉 | 影もないのに犬は吠えぬ |
|---|---|
| 読み方 | かげもないのにいぬはほえぬ |
| 意味 | うわさが立つのは、その元になる何かが本当にあるからで、根も葉もないところから話がひとりでに生まれたりはしないと言い当てた句。
「影」は物の姿や気配をいう。犬が吠え出すのは、何かが目に入ったり物音が耳に届いたりしたときで、何もいなければ犬もおとなしく静まっているはずだと見たところから。 うわさの裏には何かがあると見る点で、火のない所に煙は立たぬと同じ意味を持つ。 |
| 例文 | 影もないのに犬は吠えぬというから、あの二人が近く結婚するといううわさも、まったくの作り話ではないのだろう。 |
| 異形 | 影も無いのに犬は吠えぬ(かげもないのにいぬはほえぬ) |
| 場面 | うわさ / 犬 / 原因と結果 |
| 使用漢字 | 影 / 犬 / 吠 / 無 |
「影」を含むことわざ
- 暗影を投ずる(あんえいをとうずる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 陰影に富む(いんえいにとむ)
- 噂をすれば影が差す(うわさをすればかげがさす)
- 影が薄い(かげがうすい)
- 影が差す(かげがさす)
- 陰に託して影を求む(かげにたくしてかげをもとむ)
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 影踏むばかり(かげふむばかり)
- 影身に添う(かげみにそう)
「犬」を含むことわざ
- 赤犬が狐を追う(あかいぬがきつねをおう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 犬になるなら大家の犬になれ(いぬになるならおおやのいぬになれ)
- 犬に念仏猫に経(いぬにねんぶつねこにきょう)
- 犬にも食わせず棚にも置かず(いぬにもくわせずたなにもおかず)
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 犬の一年は三日(いぬのいちねんはみっか)
「吠」を含むことわざ
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
- 犬の逃げ吠え(いぬのにげぼえ)
- 食いつく犬は吠えつかぬ(くいつくいぬはほえつかぬ)
- 桀の犬尭に吠ゆ(けつのいぬぎょうにほゆ)
- 蜀犬、日に吠ゆ(しょっけん、ひにほゆ)
- 跖の狗尭に吠ゆ(せきのいぬぎょうにほゆ)
- 所で吠えぬ犬はない(ところでほえぬいぬはない)
- 能なし犬の高吠え(のうなしいぬのたかぼえ)
- 能なし犬は昼吠える(のうなしいぬはひるほえる)
「無」を含むことわざ
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 有っても苦労、無くても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 網無くして淵にのぞむな(あみなくしてふちにのぞむな)
- 怪しきを見て怪しまざれば怪しき事無し(あやしきをみてあやしまざればあやしきことなし)
- 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)
- 有るか無きか(あるかなきか)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 言う者罪無くして聞く者戒しむるに足る(いうものつみなくしてきくものいましむるにたる)
- 家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてならぬものはあがりがまちとにょうぼう)
