犬にも食わせず棚にも置かず
ことわざ「犬にも食わせず棚にも置かず」の意味・読み方・異形などを解説します。
犬にも食わせず棚にも置かず
いぬにもくわせずたなにもおかず
| 言葉 | 犬にも食わせず棚にも置かず |
|---|---|
| 読み方 | いぬにもくわせずたなにもおかず |
| 意味 | 物を出し惜しみする人のふるまいを、皮肉をこめて言うたとえ。
犬に食べさせてやるほど気前がよいわけでもなく、そうかといって棚の上に大切にしまっておくわけでもない。人には分けず、物を大事にもせず、ただ自分の手もとに抱え込んでおく姿を、犬と棚の二つで描いている。 「犬にもやらず棚にも置かず」「犬にもくれず棚にも置かず」ともいう。けちな様子を表す言葉には爪に火を点すもある。 |
| 例文 | 姉はもらった菓子を弟に分けもせず、袋の口も閉じないまま机に放っておいて、結局しけらせてしまった。あれでは犬にも食わせず棚にも置かずだ。 |
| 異形 | 犬にもやらず棚にも置かず(いぬにもやらずたなにもおかず) |
| 犬にもくれず棚にも置かず(いぬにもくれずたなにもおかず) | |
| 場面 | 犬 / けち |
| 使用漢字 | 犬 / 食 / 棚 / 置 |
「犬」を含むことわざ
- 赤犬が狐を追う(あかいぬがきつねをおう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 犬になるなら大家の犬になれ(いぬになるならおおやのいぬになれ)
- 犬に念仏猫に経(いぬにねんぶつねこにきょう)
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 犬の川端歩き(いぬのかわばたあるき)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 悪衣悪食を恥ずる者は、未だ与に議するに足らず(あくいあくしょくをはずるものは、いまだともにぎするにたらず)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 危ない所に登らねば熟柿は食えぬ(あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ)
- 淡きを食らい薄きを着る(あわきをくらいうすきをきる)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
「棚」を含むことわざ
- 置かぬ棚を探す(おかぬたなをさがす)
- 置かぬ棚をも探せ(おかぬたなをもさがせ)
- 棚上げにする(たなあげにする)
- 棚卸し(たなおろし)
- 棚卸し(たなおろし)
- 棚卸しをする(たなおろしをする)
- 棚から落ちた達磨(たなからおちただるま)
- 棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
- 棚から牡丹餅は落ちてこない(たなからぼたもちはおちてこない)
- 棚に上げる(たなにあげる)
