棚から牡丹餅は落ちてこないとは

言葉 | 棚から牡丹餅は落ちてこない |
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読み方 | たなからぼたもちはおちてこない |
意味 | 思いがけない幸運は、まず舞い込むことはないということ。 |
使用されている漢字
「棚」を含むことわざ
置かぬ棚を探す(おかぬたなをさがす)
体裁を取り繕うため、あるはずのない物を探すたとえ。
置かぬ棚をも探せ(おかぬたなをもさがせ)
念には念を入れて探せということ。 絶対に置いたはずのない棚でも念のために探してみるべきとの意から。
棚上げにする(たなあげにする)
問題の解決や処理を先延ばしにすること。
棚卸しをする(たなおろしをする)
人の欠点などを一つ一つ数え上げて批判すること。 「棚卸し」は、決算などのため、商品や原材料などの数量を確かめて評価すること。
棚から落ちた達磨(たなからおちただるま)
威張っていた人が、落ち目になって格好のつかないぶざまな姿になることのたとえ。
棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
思いがけない幸運が転がり込むこと、何の苦労もせずに幸運を得ることのたとえ。 略して「[[棚ぼた*https://kokugo.jitenon.jp/word/p31557]]」ともいう。
「牡」を含むことわざ
開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
努力もなしに思いがけない幸運がやってくること。
Rのない月の牡蠣はよくない(あーるのないつきのかきはよくない)
英語の月名でRの文字が入っていない月(5月~8月)の牡蠣は食べるべきではないということ。 この時期は牡蠣の産卵期にあたることから。 May(5月)、June(6月)、July(7月)、August(8月)このように5月~8月はRの文字が入っていない。
立てば芍薬 座れば牡丹(たてばしゃくやく すわればぼたん)
美人の容姿や立ち居振る舞いを形容することば。 続けて「歩く姿はゆりの花」とも言う。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花(たてばしゃくやく、すわればぼたん、あるくすがたはゆりのはな)
美人の容姿や立ち居振る舞いを形容することば。
棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
思いがけない幸運が転がり込むこと、何の苦労もせずに幸運を得ることのたとえ。 略して「[[棚ぼた*https://kokugo.jitenon.jp/word/p31557]]」ともいう。
牡丹に唐獅子、竹に虎(ぼたんにからじし、たけにとら)
絵になる取り合わせのよいもののたとえ。
「丹」を含むことわざ
開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
努力もなしに思いがけない幸運がやってくること。
食後の一睡、万病丹(しょくごのいっすい、まんびょうたん)
食後のひと眠りはからだによいというたとえ。「万病丹」は、万病に効果があるといわれる丸薬。
臍下丹田に力を入れる(せいかたんでんにちからをいれる)
「臍下丹田」は臍(へそ)のやや下の腹部のことで、そこに力を入れると健康が得られ勇気がわくととされる。転じて、度胸を据えてどっしり落ち着くことをいう。
立てば芍薬 座れば牡丹(たてばしゃくやく すわればぼたん)
美人の容姿や立ち居振る舞いを形容することば。 続けて「歩く姿はゆりの花」とも言う。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花(たてばしゃくやく、すわればぼたん、あるくすがたはゆりのはな)
美人の容姿や立ち居振る舞いを形容することば。
棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
思いがけない幸運が転がり込むこと、何の苦労もせずに幸運を得ることのたとえ。 略して「[[棚ぼた*https://kokugo.jitenon.jp/word/p31557]]」ともいう。
「餅」を含むことわざ
開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
努力もなしに思いがけない幸運がやってくること。
意見と餅はつくほど練れる(いけんともちはつくほどねれる)
餅は、つけばつくほど練れて粘りのあるおいしい餅になる。他人の意見も、つき従うようにすればするほど、よい結果が得られるということ。
一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
主となるものより、それに付随するもののほうが多く必要であることのたとえ。 「取り粉」は、つきたての餅がねばりつかないようにつける粉。 一升の餅をつくためには五升の取り粉が必要になることから。
絵に描いた餅(えにかいたもち)
実際の役に立たない物事のたとえ。絵に描いた餅はどんなに巧みに描かれていても食べられないことから。「[[画餅*https://kokugo.jitenon.jp/word/p9022]]」ともいう。
栄耀に餅の皮を剝く(えようにもちのかわをむく)
度を越したぜいたくをするたとえ。 「栄耀」は、ぜいたくをすること。 ぜいたくに慣れると、むく必要のない餅の皮までむいて食べるようになるとの意から。
欠き餅と焼き餅は焼くほどよい(かきもちとやきもちはやくほどよい)
嫉妬心は少し強烈な方が効果があるということ。「欠き餅」とは、正月の餅を手で割って小さくしたもの。嫉妬する意味のやきもちと餅ををかけた言葉。
画餅(がべい)
役に立たないもののたとえ。絵にかいた餅のことから。
「落」を含むことわざ
秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
年々衰える年寄りの健康状態を、急速に暮れていく秋の夕日にたとえたことば。
秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
秋の日が急速に暮れていくようす。秋の日が、井戸の中へ釣瓶が垂直に速く落ちるように暮れていく意から。
顎が落ちる(あごがおちる)
食べ物が非常においしいことのたとえ。
油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
油を使って油煙を落とすように、同種のものをうまく利用して効果を上げることのたとえ。
一段落つく(いちだんらくつく)
物事がひと区切りつく。ひとまず片付く。
一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
わずかな前兆を見て、その後の大事を予知するたとえ。
鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
せっかくの努力がつまらないことで報われなくなることのたとえ。また、長い間の努力が十分に報われないことのたとえ。 「精進落ち」は菜食で身を慎む精進期間が終わって、魚肉類を食べること。 精進期間中に鰯のようなつまらない魚をうっかり食べてそれまでの努力を無駄にするとの意から。また、精進期間が終わったのに鰯のようなつまらない魚で祝いをするとの意から。