小村の犬は人を噛む
ことわざ「小村の犬は人を噛む」の意味・読み方・異形などを解説します。
小村の犬は人を噛む
こむらのいぬはひとをかむ
| 言葉 | 小村の犬は人を噛む |
|---|---|
| 読み方 | こむらのいぬはひとをかむ |
| 意味 | 小さな村で飼われている犬は人にかみつくということから、限られた世界の中だけで過ごしてきて世間に慣れていない人は、物事を自分に都合の悪いほうへ受け取ってひねくれやすく、ささいなことにもすぐに怒り出すというたとえ。
「小村」は、家の数が少ない小さな村のこと。 物を知らない者が当たり前のことを怪しんで騒ぐという蜀犬、日に吠ゆも、よく似たたとえ。 |
| 例文 | 小村の犬は人を噛むというが、山奥の小さな集落から町の高校に出てきたばかりのころの兄は、同級生の何気ない一言もばかにされたと思い込んで、すぐにむきになっていたそうだ。 |
| 異形 | 小村の犬は吠える(こむらのいぬはほえる) |
| 場面 | 怒る / 犬 / 世間知らず |
| 使用漢字 | 小 / 村 / 犬 / 人 / 噛 / 吠 |
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛の小便(うしのしょうべん)
「村」を含むことわざ
- 小村の犬は人を噛む(こむらのいぬはひとをかむ)
- 藪に蛇なかれ村に事なかれ(やぶにへびなかれむらにことなかれ)
「犬」を含むことわざ
- 赤犬が狐を追う(あかいぬがきつねをおう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 犬になるなら大家の犬になれ(いぬになるならおおやのいぬになれ)
- 犬に念仏猫に経(いぬにねんぶつねこにきょう)
- 犬にも食わせず棚にも置かず(いぬにもくわせずたなにもおかず)
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 犬の一年は三日(いぬのいちねんはみっか)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
「噛」を含むことわざ
- 欠伸を噛み殺す(あくびをかみころす)
- 一枚噛む(いちまいかむ)
- 尾を振る犬も噛むことあり(おをふるいぬもかむことあり)
- 飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)
- 噛み合う犬は呼び難し(かみあういぬはよびがたし)
- 噛んで吐き出すよう(かんではきだすよう)
- 噛んで含める(かんでふくめる)
- 窮鼠、猫を噛む(きゅうそ、ねこをかむ)
- 唇を噛む(くちびるをかむ)
- 黒犬に噛まれて灰汁の垂れ滓に怖じる(くろいぬにかまれてあくのたれかすにおじる)
