火のない所に煙は立たぬ
「火のない所に煙は立たぬ」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「飲まぬ酒には酔わぬ」などがあります。
火のない所に煙は立たぬ
ひのないところにけむりはたたぬ
| 言葉 | 火のない所に煙は立たぬ |
|---|---|
| 読み方 | ひのないところにけむりはたたぬ |
| 意味 | 取り沙汰されているからには、どこかに火種があると見てよい。 何も無いところから、話だけが独りでに立つことはない。 もとは西洋の言い回しで、その訳が定着したもの。 |
| 異形 | 火の無い所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ) |
| 場面 | 事実・真実 / うわさ / 原因と結果 |
| 類句 | 飲まぬ酒には酔わぬ(のまぬさけにはよわぬ) |
| 使用漢字 | 火 / 所 / 煙 / 立 / 無 |
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 頭から火が付く(あたまからひがつく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 顔から火が出る(かおからひがでる)
「所」を含むことわざ
- 余す所なく(あますところなく)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 痛い所をつく(いたいところをつく)
- 意のある所(いのあるところ)
- 柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
- 選ぶ所がない(えらぶところがない)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
「煙」を含むことわざ
- あだし野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 煙霞の痼疾(えんかのこしつ)
- 煙幕を張る(えんまくをはる)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 煙に巻く(けむにまく)
- 三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)
- 袖引き煙草に押し付け茶(そでひきたばこにおしつけちゃ)
- 眠い煙い寒い(ねむいけむいさむい)
- 狼煙を上げる(のろしをあげる)
「立」を含むことわざ
- 愛立てないは祖母育ち(あいだてないはばばそだち)
- 間に立つ(あいだにたつ)
- 青筋を立てる(あおすじをたてる)
- 証を立てる(あかしをたてる)
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
- あちら立てればこちらが立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
- 石に立つ矢(いしにたつや)
