牛は嘶き馬は吼え
ことわざ「牛は嘶き馬は吼え」の意味・読み方を解説します。
牛は嘶き馬は吼え
うしはいななきうまはほえ
| 言葉 | 牛は嘶き馬は吼え |
|---|---|
| 読み方 | うしはいななきうまはほえ |
| 意味 | 物事が、あるべき形とはまるで逆さまになってしまうたとえ。道理の通らない出来事ばかりが続き、物事がすんなりと運ばない場面でも口にされる。
「嘶く」は、馬が声を高く上げて鳴くこと。本来なら馬のするはずのいななきを牛がして、馬のほうは代わりにほえる、というちぐはぐな情景を借りた言葉。 似た意味をもつことわざに石が流れて木の葉が沈むがある。 |
| 例文 | 春先に雪が舞い、真冬には桜が咲く。今年の天気は牛は嘶き馬は吼えで、畑の段取りがすっかり狂ってしまった。 |
| 場面 | 牛 / 道理に合わない / 正反対 |
| 使用漢字 | 牛 / 嘶 / 馬 / 吼 |
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛売って牛にならず(うしうってうしにならず)
- 牛追い牛に追われる(うしおいうしにおわれる)
- 牛つかむばかりの暗がり(うしつかむばかりのくらがり)
- 牛に経文(うしにきょうもん)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に乗って牛を尋ねる(うしにのってうしをたずねる)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
「嘶」を含むことわざ
- 牛は嘶き馬は吼え(うしはいななきうまはほえ)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
「馬」を含むことわざ
- 敢えて後れたるに非ず、馬進まざるなり(あえておくれたるにあらず、うますすまざるなり)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一馬の奔る、一毛の動かざるは無し(いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
「吼」を含むことわざ
- 牛は嘶き馬は吼え(うしはいななきうまはほえ)
- 獅子吼(ししく)
