琴瑟調わず
ことわざ「琴瑟調わず」の意味・読み方を解説します。
琴瑟調わず
きんしつととのわず
| 言葉 | 琴瑟調わず |
|---|---|
| 読み方 | きんしつととのわず |
| 意味 | 夫婦の仲がしっくりいかない様子をいうたとえ。兄弟どうしの不仲を言い表す例も見られる。
「琴」と「瑟」は、どちらも昔の中国の弦楽器で、瑟は琴よりも大きく、張ってある弦の数も多い。この二つをいっしょにひいても音がそろわない様子を、夫婦の心が通い合わないありさまに重ねた表現。 『漢書』という中国の歴史書の董仲舒伝では、うまく治まらない政治を、音の合わなくなった琴と瑟にたとえて、弦を張り直すのと同じように政治も大きく改めよと説いている。 これとは逆に、夫婦の仲むつまじさを表す言葉が琴瑟相和すである。 |
| 例文 | 結婚して十年、近ごろの二人は顔を合わせれば言い争いばかりで、琴瑟調わずという言葉がぴったりの毎日だ。 |
| 出典 | 『漢書』董仲舒伝 |
| 場面 | 夫婦 / 不仲 |
| 使用漢字 | 琴 / 瑟 / 調 |
「琴」を含むことわざ
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 琴瑟相和す(きんしつあいわす)
- 琴線に触れる(きんせんにふれる)
- 琴柱に膠す(ことじににかわす)
- 断琴の交わり(だんきんのまじわり)
- 伯牙、琴を破る(はくが、ことをやぶる)
「瑟」を含むことわざ
- 琴瑟相和す(きんしつあいわす)
- 琴瑟調わず(きんしつととのわず)
