循環端無きが如し
ことわざ「循環端無きが如し」の意味・読み方・異形などを解説します。
循環端無きが如し
じゅんかんはしなきがごとし
| 言葉 | 循環端無きが如し |
|---|---|
| 読み方 | じゅんかんはしなきがごとし |
| 意味 | ものごとが輪をえがくように巡り続け、どこを始めとし、どこを終わりとするのかも定められないこと。
「循環」は、ぐるっとひと巡りして出発点に戻り、それをくり返すこと。「端」は、ものの切れ目のこと。丸い輪にはどこにも切れ目がないので、くり返しにきりのないありさまをこう言う。 古代中国の兵法を説いた書物『孫子』の兵勢篇に見えることば。戦いで、正面からの攻め方と相手の思いもよらない策とが、たがいに入れかわりながら次々と生まれて尽きないさまを、切れ目のない輪になぞらえて説いた。同じたとえを使う言葉に環の端無きが如しがある。 |
| 例文 | 春が過ぎれば夏が来て、冬のあとにはまた春がめぐってくる。四季の移り変わりは、まさに循環端無きが如しだ。 |
| 出典 | 『孫子』兵勢 |
| 異形 | 循環、端無きが如し(じゅんかん、はしなきがごとし) |
| 場面 | 物事の始まり / 物事の終わり |
| 使用漢字 | 循 / 環 / 端 / 無 / 如 |
「循」を含むことわざ
- 循環端無きが如し(じゅんかんはしなきがごとし)
「環」を含むことわざ
- 循環端無きが如し(じゅんかんはしなきがごとし)
- 環の端無きが如し(たまきのはしなきがごとし)
「端」を含むことわざ
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 異端(いたん)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 井戸の端の童(いどのはたのわらべ)
- 犬の川端歩き(いぬのかわばたあるき)
- 因果は皿の端(いんがはさらのはた)
- 口の端に掛ける(くちのはにかける)
- 口の端に上る(くちのはにのぼる)
- 君子は三端を避く(くんしはさんたんをさく)
- 木っ端を拾うて材木を流す(こっぱをひろうてざいもくをながす)
「無」を含むことわざ
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 有っても苦労、無くても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 網無くして淵にのぞむな(あみなくしてふちにのぞむな)
- 怪しきを見て怪しまざれば怪しき事無し(あやしきをみてあやしまざればあやしきことなし)
- 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)
- 有るか無きか(あるかなきか)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 言う者罪無くして聞く者戒しむるに足る(いうものつみなくしてきくものいましむるにたる)
- 家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてならぬものはあがりがまちとにょうぼう)
