雪隠の錠前

ことわざ「雪隠の錠前」の意味・読み方を解説します。

言葉雪隠の錠前
読み方せっちんのじょうまえ
意味咳払いを指す、たとえの言葉。便所の中で立てる咳払いの音を、戸の錠前になぞらえた。
雪隠は「せっちん」と読み、便所の古風な言い方で、錠前は戸を閉めたまま固定しておく金具のこと。
昔は便所に先客がいると、中から咳払いを聞かせて、次に来た人に「入っています」と伝えた。そうすれば外の人は入ってこないから、咳払いひとつで鍵を掛けたのと同じになる。隠語を集めた辞典には「雪隠錠前」の形で、咳払いを指す語として収録がある。
例文夜中に手洗いへ行くと、戸の向こうから咳が一つ聞こえた。祖父が言っていた雪隠の錠前とはこれかと思い、ひとまず廊下で待つことにした。
場面表情・しぐさ
使用漢字雪 / 隠 / 錠 / 前

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