紅炉上一点の雪

ことわざ「紅炉上一点の雪」の意味・読み方を解説します。

言葉紅炉上一点の雪
読み方こうろじょういってんのゆき
意味胸の内にある迷いや欲、疑いといったものが、一瞬のうちにあとかたもなく消えうせる、というたとえ。
「紅炉(こうろ)」は、炭火が赤々と燃えさかるいろりのこと。そこへひとひらの雪が舞い落ちても、触れたとたんにとけて跡も残らない。迷いや欲が消え去るさまを、この光景で表している。
禅の書『碧巌録(へきがんろく)』で用いられた言葉。また、宋の学者の朱子は、孔子の門人である顔回(がんかい)が自分の欲に打ち勝つさまを、このたとえで語っている。
例文師の一言を聞いたとたん、長年の迷いが紅炉上一点の雪となって、心の中から消えていった。
出典『碧巌録』
場面無欲
使用漢字紅 / 炉 / 上 / 一 / 点 / 雪

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