甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀
ことわざ「甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀」の意味・読み方を解説します。
甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀
こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと
| 言葉 | 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀 |
|---|---|
| 読み方 | こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと |
| 意味 | 数を書く場では、一画の違いがそのまま損得を動かす。字画を軽く扱うなという教え。
甲・由・田・申は形が紛らわしく、取り違えても書き手の不注意で片づく。しかし「十」に一画を足して「千」に変えれば金高も約束も大きく狂うので、継子を害そうとする企てになぞらえられる。 |
| 使用語彙 | 甲 / 申 / 筆者 / 誤り / 千 / 字 / 継母 / 謀 |
| 使用漢字 | 甲 / 由 / 田 / 申 / 筆 / 者 / 誤 / 十 / 点 / 千 / 字 / 継 / 母 / 謀 |
「甲」を含むことわざ
- 烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
- 甲斐性が無い(かいしょうがない)
- 甲斐なき星が夜を明かす(かいなきほしがよをあかす)
- 華甲(かこう)
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
- 亀の甲より年の劫(かめのこうよりとしのこう)
- 甲乙つけがたい(こうおつつけがたい)
- 甲が舎利になる(こうがしゃりになる)
- 甲の薬は乙の毒(こうのくすりはおつのどく)
- 甲張り強くして家押し倒す(こうばりつよくしていえおしたおす)
「由」を含むことわざ
- 衣、新を経ずんば何に由りて故ならん(い、しんをへずんばなにによりてこならん)
- 遅かりし由良之助(おそかりしゆらのすけ)
- 知る由もない(しるよしもない)
- 自由を与えよ、しからずんば死を与えよ(じゆうをあたえよ、しからずんばしをあたえよ)
- 民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず(たみはこれによらしむべし、これをしらしむべからず)
- 行くに径に由らず(ゆくにこみちによらず)
- 由らしむべし知らしむべからず(よらしむべししらしむべからず)
- 我に自由を与えよしからずんば死を与えよ(われにじゆうをあたえよしからずんばしをあたえよ)
「田」を含むことわざ
- 青田買い(あおたがい)
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 朝寝好きの夜田打ち(あさねずきのよたうち)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず(かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず)
- 京に田舎あり(きょうにいなかあり)
- 句を作るより田を作れ(くをつくるよりたをつくれ)
- 三十振袖、四十島田(さんじゅうふりそで、しじゅうしまだ)
「申」を含むことわざ
- 神へも物は申しがら(かみへもものはもうしがら)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- そっと申せばぎゃっと申す(そっともうせばぎゃっともうす)
「筆」を含むことわざ
- 意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)
- 一筆入れる(いっぴついれる)
- 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)
- 弘法筆を択ばず(こうぼうふでをえらばず)
- 芝居は無筆の早学問(しばいはむひつのはやがくもん)
- 朱筆を入れる(しゅひつをいれる)
- 春秋の筆法(しゅんじゅうのひっぽう)
- 墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよ(すみはがきにすらせふではおににとらせよ)
- 善書は紙筆を択ばず(ぜんしょはしひつをえらばず)
- 椽大の筆(てんだいのふで)
「者」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
「誤」を含むことわざ
- 紈袴は餓死せず、儒冠は多く身を誤る(がんこはがしせず、じゅかんはおおくみをあやまる)
- 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- 魯魚の誤り(ろぎょのあやまり)
「十」を含むことわざ
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一日暖めて十日冷やす(いちにちあたためてとおかひやす)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- いやいや三杯十三杯(いやいやさんばいじゅうさんばい)
- うかうか三十きょろきょろ四十(うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう)
- 男は二十五の暁まで育つ(おとこはにじゅうごのあかつきまでそだつ)
- 鬼も十八、番茶も出花(おにもじゅうはち、ばんちゃもでばな)
「点」を含むことわざ
- 赤信号が点く(あかしんごうがつく)
- 一点張り(いってんばり)
- 合点承知之助(がってんしょうちのすけ)
- 合点が行く(がてんがいく)
- 画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく)
- 紅一点(こういってん)
- 焦点を合わせる(しょうてんをあわせる)
- 焦点を絞る(しょうてんをしぼる)
- 重点を置く(じゅうてんをおく)
- 爪に火を点す(つめにひをともす)
「千」を含むことわざ
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 値千金(あたいせんきん)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
「字」を含むことわざ
- 頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- 一字の師(いちじのし)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 御の字(おんのじ)
- 川の字に寝る(かわのじにねる)
- 堪忍の忍の字が百貫する(かんにんのにんのじがひゃっかんする)
- 金字塔(きんじとう)
- 思案の案の字が百貫する(しあんのあんのじがひゃっかんする)
- 十字架を負う(じゅうじかをおう)
「継」を含むことわざ
- 息を継ぐ(いきをつぐ)
- 衣鉢を継ぐ(いはつをつぐ)
- 継続は力なり(けいぞくはちからなり)
- 塵に継ぐ(ちりにつぐ)
- 二の句が継げない(にのくがつげない)
- 二の矢が継げない(にのやがつげない)
- 夜を日に継ぐ(よをひにつぐ)
「母」を含むことわざ
- 愛立てないは祖母育ち(あいだてないはばばそだち)
- 雨は花の父母(あめははなのふぼ)
- お乳母日傘(おうばひがさ)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 勤勉は成功の母(きんべんはせいこうのはは)
- 水母の風向かい(くらげのかぜむかい)
- 水母の行列(くらげのぎょうれつ)
- 水母の骨(くらげのほね)
- 経験は知恵の父記憶の母(けいけんはちえのちちきおくのはは)
- 失敗は成功の母(しっぱいはせいこうのはは)
「謀」を含むことわざ
- 朝に夕べを謀らず(あしたにゆうべをはからず)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- 大功を成す者は衆に謀らず(たいこうをなすものはしゅうにはからず)
- 謀は密なるを貴ぶ(はかりごとはみつなるをたっとぶ)
