「負ける」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 28 件
「負ける」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全28件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
一籌を輸する(いっちゅうをゆする)
わずかに負ける。ちょっと劣る。 「籌」は、勝負の点数を数える竹の棒。 「輸する」は、負けるの意。 勝負で相手に籌一本分負けるということから。
一敗、地に塗れる(いっぱい、ちにまみれる)
二度と立ち上がることができないほど大敗してしまうこと。 「地に塗れる」とは、地面に散らばった戦死者の内臓が泥まみれになるとの意から。 「一敗、地に塗る(いっぱい、ちにまみる)」ともいう。
一本取られる(いっぽんとられる)
相手にやり込められる。議論で言い負かされる。 「一本」は、柔道や剣道などで一つ技が決まること。 「一本参る」ともいう。
うっちゃりを食う(うっちゃりをくう)
最後の場面で、形勢を逆転される。 「うっちゃり」は、相撲で土俵際まで追い詰められた力士が、体をひねって逆に相手を土俵の外に投げ出す技。
後れを取る(おくれをとる)
相手に先をこされること。 また、相手よりも劣った状態になること。
会稽の恥(かいけいのはじ)
戦いに敗れて受けた恥のこと。また、他人から受けた耐え難い屈辱のこと。 中国の春秋時代、越王の勾践が呉王の夫差と会稽山で戦って敗北した。その後、勾践は長年の苦労に耐え、夫差に復讐をとげてその恥を雪いだという故事から。
兜を脱ぐ(かぶとをぬぐ)
降参すること。戦いに負けた武士が、敗北を認めたしるしに兜を脱いだことから。
ぐうの音も出ない(ぐうのねもでない)
他人から間違いなどを指摘されても、一言も言い返すことができない様子。 「ぐう」は苦しいときに出る声のこと。
軍門に降る(ぐんもんにくだる)
戦争に負けて降伏すること。また、競争や試合に負けること。 「軍門」は、陣営の入り口のこと。投降して敵の軍門に入るとの意から。 「陣門に降る」ともいう。
後塵を拝する(こうじんをはいする)
勢いのある人をまぶしく見上げること。また、すぐれた人物の背中を追う立場に回ること。「後塵」は車馬が過ぎ去ったあとに舞い上がる塵で、それを浴びる側に立つ意。
師匠のはな負け(ししょうのはなまけ)
最初は師匠が弟子に負けることもあるが、回を重ねると弟子が負け、やはり師匠の実力にはかなわないということ。勝負事で初めに負けたものが負け惜しみにいう言葉。
尻尾を巻く(しっぽをまく)
勝ち目がないとみて、戦わずに負けを認めること。降参すること。喧嘩に負けた犬が後ろ脚の間に尻尾を巻き込んで逃げるということから。
シャッポを脱ぐ(しゃっぽをぬぐ)
負けを認めること。降参すること。 「シャッポ」は帽子を指すフランス語。
衆寡敵せず(しゅうかてきせず)
多人数に対して少人数では、数の力で圧倒されてしまうので勝ち目がないということ。 「衆」は大人数、「寡」は少人数のこと。 「寡は衆に敵せず」ともいう。
白旗を掲げる(しらはたをかかげる)
これ以上は争わないと相手に示し、勝ち負けを決した形で引き下がる。 まだ続ける手が残っていても、こちらから終わりを告げる場合にいう。
城下の盟(じょうかのちかい)
攻め手が塀の際まで迫り、こちらから出せる条件が一つも残らないまま呑まされる和議。 兵を退いてもらうために何もかも差し出す形になり、いくさの畳み方としては最も面目の立たないものとされる。
酸っぱい葡萄(すっぱいぶどう)
負け惜しみのたとえ。腹を空かせた狐が、木に実った葡萄を取ろうとするが、どうしても取れず「どうせあの葡萄は酸っぱい」と言ったという寓話による。
相撲に勝って勝負に負ける(すもうにかってしょうぶにまける)
内容や経過は良いにもかかわらず、結果的に失敗してしまうことのたとえ。 相撲の内容では優勢だったのに、ちょっとしたはずみで負けてしまうとの意から。
多勢に無勢(たぜいにぶぜい)
多人数に少人数で立ち向かっても、とても勝ち目はないということ。
力及ばず(ちからおよばず)
精一杯努力したが、力不足で残念な結果に終わる様子。
土が付く(つちがつく)
相撲で負けること。または、勝負事で負けること。
手のない将棋は負け将棋(てのないしょうぎはまけしょうぎ)
方策がないところには成算がないというたとえ。打つ手に困る将棋は、結局は負けるということから。
手を上げる(てをあげる)
殴ろうとして手を振り上げること。 または、負けを認めること。降参すること。 また、技術や能力を上げること。上達すること。
取ろう取ろうで取られる(とろうとろうでとられる)
勝負事などで、勝ちたいという思いばかりが先に立ち、結局は負けてしまうたとえ。
土俵を割る(どひょうをわる)
相撲で、相手に攻められて土俵の外に出る。 「俵を割る」ともいう。
引けを取る(ひけをとる)
相手に負けること。 または、相手よりも劣ること。
膝を屈する(ひざをくっする)
負けを認めて相手に従うこと。屈服すること。 膝を折り曲げて身を低くするということから。 「膝を折る」ともいう。
負けが込む(まけがこむ)
勝負などで、負けた回数が多くなること。
