打つ手が無い
ことわざ「打つ手が無い」(うつてがない)の意味・読み方を解説します。
打つ手が無い
うつてがない
| 言葉 | 打つ手が無い |
|---|---|
| 読み方 | うつてがない |
| 意味 | 困ったことになったとき、それを切り抜けたり、よい方へ向けたりするために取れる手立てが、もう一つも無く、どうにも動きようがないこと。
「打つ手」は「手を打つ(必要な手立てを取る)」の「手」で、ある事に向けて取るやり方のこと。相手の力が強すぎたり、事情がこみ入りすぎていたりして、どこから手をつけてもうまくいきそうにないと分かったときに用いる。 単に「手が無い」ともいうが、そちらは働く人が少ないことを指す場合もある。言いかえるなら「手の施しようがない」「お手上げ」などが使える。 |
| 例文 | 古い柱時計を直してもらおうとしたが、部品がもうどこにも売っておらず、時計屋さんにも「これでは打つ手が無いですね」と首を横に振られた。 |
| 場面 | 困難 / 手 |
| 使用漢字 | 打 / 手 / 無 |
「打」を含むことわざ
- 匕首に鍔を打ったよう(あいくちにつばをうったよう)
- 相槌を打つ(あいづちをうつ)
- 青海苔の答礼に太太神楽を打つ(あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ)
- 朝寝好きの夜田打ち(あさねずきのよたうち)
- 頭打ちになる(あたまうちになる)
- あどを打つ(あどをうつ)
- 一席打つ(いっせきぶつ)
- 打たねば鳴らぬ(うたねばならぬ)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打って一丸となる(うっていちがんとなる)
「手」を含むことわざ
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
- 足手纏い(あしでまとい)
「無」を含むことわざ
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 有っても苦労、無くても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 網無くして淵にのぞむな(あみなくしてふちにのぞむな)
- 怪しきを見て怪しまざれば怪しき事無し(あやしきをみてあやしまざればあやしきことなし)
- 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)
- 有るか無きか(あるかなきか)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 言う者罪無くして聞く者戒しむるに足る(いうものつみなくしてきくものいましむるにたる)
- 家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてならぬものはあがりがまちとにょうぼう)
