毛を謹んで貌を失う

ことわざ「毛を謹んで貌を失う」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉毛を謹んで貌を失う
読み方けをつつしんでかたちをうしなう
意味ささいな部分にこだわりすぎて、いちばん大事な全体や根本を見失うたとえ。
人の姿を絵にかくとき、毛の一筋一筋まで念入りに写そうと力を注ぐあまり、本人に似ない顔ができあがることから。「謹む」はここでは細部に心をくだく意味、「貌」は顔立ちや姿の意味。
もとは『淮南子』説林訓の一節で、弓を射る人が細かな一点を狙うのに気を取られ、大きなところを見落とす例と組をなす。見出しを「毛を謹みて貌を失う」とする辞典もある。趣旨の近い句に木を見て森を見ずが挙げられる。
例文資料の細かな数字の確認に追われて発表の筋道が伝わらず、毛を謹んで貌を失う結果になった。
出典『淮南子』説林訓
異形 毛を謹みて貌を失う(けをつつしみてかたちをうしなう)
場面見識が狭い
使用漢字毛 / 謹 / 貌 / 失

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