五車の書
ことわざ「五車の書」の意味・読み方・異形などを解説します。
五車の書
ごしゃのしょ
| 言葉 | 五車の書 |
|---|---|
| 読み方 | ごしゃのしょ |
| 意味 | 手もとに集めた本が、とても数え上げられないくらい多いこと。
本を積めば車五台が埋まるくらいの分量、の意。略して「五車」と二字で呼ぶ場合もある。 由来は『荘子』(古い中国の思想の書)の「天下」篇。思想家の恵施(けいし)を評して「其の書五車」と書いてある。もとの文は、本の量こそ多いが、その教えは入り混じって筋が通らず、言うことも的を外れている、と批判を込めて続いている。 本がどっさりあるさまを言う語に、ほかに四字の汗牛充棟がある。 |
| 例文 | 祖父の書斎は床から天井まで棚が埋まっていて、まさに五車の書だ。 |
| 出典 | 『荘子』天下 |
| 異形 | 五車(ごしゃ) |
| 場面 | 数が多い / 本 |
| 使用漢字 | 五 / 車 / 書 |
「五」を含むことわざ
- 会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
- 一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 浮世は一分五厘(うきよはいちぶごりん)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 男は二十五の暁まで育つ(おとこはにじゅうごのあかつきまでそだつ)
- 堪忍五両、思案十両(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)
- 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
「車」を含むことわざ
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 馬に乗るとも口車に乗るな(うまにのるともくちぐるまにのるな)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
- 驥、塩車に服す(き、えんしゃにふくす)
- 口車に乗せる(くちぐるまにのせる)
- 口車に乗る(くちぐるまにのる)
- 車の両輪(くるまのりょうりん)
- 車は海へ舟は山(くるまはうみへふねはやま)
