壁の中の書

ことわざ「壁の中の書」(かべのなかのふみ)の意味・読み方を解説します。

言葉壁の中の書
読み方かべのなかのふみ
意味孔子が住んでいた家の壁の中から見つかったと伝わる、古い書物のこと。『尚書(書経)』『礼記』『論語』『孝経』など、儒学の教えを記した数十編を指す。
前漢の武帝の時代の終わりごろ、魯の共王が自分の宮殿を広げようとして孔子の旧宅を取りこわしたところ、壁の中から昔の字体で記されたこれらの書物が出てきたという、『漢書』芸文志の記事による。秦の始皇帝が書物を焼き捨てさせたとき、その難を逃れるため、ひそかに壁に塗りこめて隠したと伝わる。
そこから広げて、儒学の古典をまとめて指していうこともある。
例文漢文の授業で、秦の焚書を逃れたとされる壁の中の書の話を聞いた。
出典『漢書』芸文志
場面本
使用漢字壁 / 中 / 書

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