堪忍五両、思案十両とは
堪忍五両、思案十両
かんにんごりょう、しあんじゅうりょう
| 言葉 | 堪忍五両、思案十両 | 
|---|---|
| 読み方 | かんにんごりょう、しあんじゅうりょう | 
| 意味 | 世の中を生きていくためには、腹の立つことをじっと我慢し、よく考えて慎重に行動することが大切だということ。
 忍耐には五両、熟慮には十両の価値があるとの意から。  | 
| 類句 | ならぬ堪忍、するが堪忍(ならぬかんにん、するがかんにん) | 
| 堪忍の忍の字が百貫する(かんにんのにんのじがひゃっかんする) | |
| 忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん) | |
| 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう) | |
| 御意見五両、堪忍十両(ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう) | |
| 使用語彙 | 五 / 思案 / 十両 | 
| 使用漢字 | 堪 / 忍 / 五 / 両 / 思 / 案 / 十 | 
「堪」を含むことわざ
- 感に堪えない(かんにたえない)
 - 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
 - 堪忍の忍の字が百貫する(かんにんのにんのじがひゃっかんする)
 - 堪忍は一生の宝(かんにんはいっしょうのたから)
 - 堪忍は身の宝(かんにんはみのたから)
 - 堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
 - 堪忍袋の緒を切らす(かんにんぶくろのおをきらす)
 - 堪忍袋の口を開ける(かんにんぶくろのくちをあける)
 - 御意見五両、堪忍十両(ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう)
 
「忍」を含むことわざ
- 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
 - 堪忍の忍の字が百貫する(かんにんのにんのじがひゃっかんする)
 - 堪忍は一生の宝(かんにんはいっしょうのたから)
 - 堪忍は身の宝(かんにんはみのたから)
 - 堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
 - 堪忍袋の緒を切らす(かんにんぶくろのおをきらす)
 - 堪忍袋の口を開ける(かんにんぶくろのくちをあける)
 - 御意見五両、堪忍十両(ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう)
 - ならぬ堪忍、するが堪忍(ならぬかんにん、するがかんにん)
 
「五」を含むことわざ
- 逢えば五厘の損がいく(あえばごりんのそんがいく)
 - 会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく)
 - 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
 - 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
 - 一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
 - 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
 - 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
 - 男は二十五の暁まで育つ(おとこはにじゅうごのあかつきまでそだつ)
 - 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
 
「両」を含むことわざ
- 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
 - 朝起き千両(あさおきせんりょう)
 - 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
 - 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
 - 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
 - がったり三両(がったりさんりょう)
 - 車の両輪(くるまのりょうりん)
 - 喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)
 - 御意見五両、堪忍十両(ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう)
 
「思」を含むことわざ
- 合うも不思議合わぬも不思議(あうもふしぎあわぬもふしぎ)
 - 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
 - 悪獣もなおその類を思う(あくじゅうもなおそのるいをおもう)
 - 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
 - 頭の濡れぬ思案(あたまのぬれぬしあん)
 - 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
 - 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる)
 - あるは厭なり思うは成らず(あるはいやなりおもうはならず)
 - 鮑の貝の片思い(あわびのかいのかたおもい)
 - 鮑の片思い(あわびのかたおもい)
 
「案」を含むことわざ
- 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
 - 頭の濡れぬ思案(あたまのぬれぬしあん)
 - 案じてたもるより銭たもれ(あんじてたもるよりぜにたもれ)
 - 案じるより団子汁(あんじるよりだんごじる)
 - 案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)
 - 案に相違する(あんにそういする)
 - 案に違う(あんにたがう)
 - 一計を案じる(いっけいをあんじる)
 - 色は思案の外(いろはしあんのほか)
 - 鎹思案(かすがいじあん)
 
        
    