猿の空虱
ことわざ「猿の空虱」(さるのそらじらみ)の意味・読み方を解説します。
猿の空虱
さるのそらじらみ
| 言葉 | 猿の空虱 |
|---|---|
| 読み方 | さるのそらじらみ |
| 意味 | いかにも用事や仕事を抱えているように見せかけながら、実のところは何ひとつ片づけずにいる人や、そのさまのたとえ。
猿は、毛をかき分けて虱(しらみ)を探しているような手つきをよく見せるが、昔の人はそれを、何もつまみ出せていない見せかけのしぐさだと見た。そこから出た句で、「空(そら)」は「空泣き」「空寝」の「空」と同じく、うわべだけで中身がともなわない意味を表す。 「油を売る」は仕事を放り出してむだ話にふけることだが、こちらは、忙しそうな格好だけはきちんと整えているところをからかう句である。 |
| 例文 | 掃除の時間、先生が見回りに来たときだけほうきを動かす彼のやり方は、猿の空虱と変わらない。 |
| 場面 | うわべを繕う / 怠ける / 猿 |
| 使用漢字 | 猿 / 空 / 虱 |
「猿」を含むことわざ
- 一日猿楽に鼻を欠く(いちにちさるがくにはなをかく)
- 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
- 猿臂を伸ばす(えんぴをのばす)
- 木から落ちた猿(きからおちたさる)
- 九百九十九匹の鼻欠け猿、満足な一匹の猿を笑う(くひゃくくじゅうくひきのはなかけざる、まんぞくないっぴきのさるをわらう)
- 毛のない猿(けのないさる)
- 犬猿の仲(けんえんのなか)
- 犬猿も啻ならず(けんえんもただならず)
- 猿が仏を笑う(さるがほとけをわらう)
- 猿知恵(さるぢえ)
「空」を含むことわざ
- 空き店の恵比寿(あきだなのえびす)
- 空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)
- 秋の空は七度半変わる(あきのそらはななたびはんかわる)
- 空き家で声嗄らす(あきやでこえからす)
- 空き家の雪隠(あきやのせっちん)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 足を空(あしをそら)
- 穴が空く(あながあく)
- 生きた空もない(いきたそらもない)
