空き店の恵比寿
ことわざ「空き店の恵比寿」の意味・読み方・異形などを解説します。
空き店の恵比寿
あきだなのえびす
| 言葉 | 空き店の恵比寿 |
|---|---|
| 読み方 | あきだなのえびす |
| 意味 | 見ている人がいなくても、自分だけで得意になり、満足しきっている姿のたとえ。そうする人のことも指す。
「空き店」は、住む人がいない家や、借り手のついていない貸し家のこと。人の気配のない家の中で、いつも笑顔の恵比寿さまがひとり笑っている情景に見立てている。 ほかにだれもいない場所で、たったひとりでふんばっている人を言うときにも使われる。 |
| 例文 | だれもいない放課後の美術室で、仕上がった自分の絵をながめては満足げにうなずいている兄は、まさに空き店の恵比寿だ。 |
| 異形 | 空き店の恵比須(あきだなのえびす) |
| 空店の恵比須様(あきだなのえびすさま) | |
| 場面 | 喜ぶ / 満足する |
| 使用漢字 | 空 / 店 / 恵 / 比 / 寿 / 須 / 様 |
「空」を含むことわざ
- 空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)
- 秋の空は七度半変わる(あきのそらはななたびはんかわる)
- 空き家で声嗄らす(あきやでこえからす)
- 空き家の雪隠(あきやのせっちん)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 足を空(あしをそら)
- 穴が空く(あながあく)
- 生きた空もない(いきたそらもない)
- 魚の目に水見えず、人の目に空見えず(うおのめにみずみえず、ひとのめにそらみえず)
「店」を含むことわざ
- 空き店の恵比寿(あきだなのえびす)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 千金を買う市あれど一文字を買う店なし(せんきんをかういちあれどいちもんじをかうみせなし)
- 店卸し(たなおろし)
- 店を畳む(みせをたたむ)
- 店を張る(みせをはる)
「恵」を含むことわざ
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- 女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
- 経験は知恵の父記憶の母(けいけんはちえのちちきおくのはは)
- 下種の後知恵(げすのあとぢえ)
- 後悔は知恵の緒(こうかいはちえのいとぐち)
- 小男の総身の知恵も知れたもの(こおとこのそうみのちえもしれたもの)
- 猿知恵(さるぢえ)
- 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
- 自慢は知恵の行き止まり(じまんはちえのいきどまり)
- 知恵出でて大偽あり(ちえいでてたいぎあり)
「比」を含むことわざ
- 朝比奈と首引き(あさひなとくびひき)
- 死を鴻毛の軽きに比す(しをこうもうのかるきにひす)
- 天にあらば比翼の鳥地にあらば連理の枝(てんにあらばひよくのとりちにあらばれんりのえだ)
- 団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ)
- 比翼の鳥(ひよくのとり)
- 比丘尼に笄(びくににこうがい)
「寿」を含むことわざ
- 喜寿(きじゅ)
- 傘寿(さんじゅ)
- 寿命が縮む(じゅみょうがちぢむ)
- 寿を上る(じゅをたてまつる)
- 卒寿(そつじゅ)
- 溜め息をすれば親の寿命が縮む(ためいきをすればおやのじゅみょうがちぢむ)
- 天寿を全うする(てんじゅをまっとうする)
- 南山の寿(なんざんのじゅ)
- 白寿(はくじゅ)
- 米寿(べいじゅ)
「須」を含むことわざ
- 空き店の恵比須(あきだなのえびす)
- 灯心で須弥山を引き寄せる(とうしんでしゅみせんをひきよせる)
