「差が大きい」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 35 件
「差が大きい」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全35件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
朝比奈と首引き(あさひなとくびひき)
到底かなわないこと、勝負にならないことのたとえ。 怪力で名高い鎌倉時代の武将、朝比奈義秀と首引き(首に紐をかけて引き合う遊び)をしても勝てるわけがないことから。
足元にも及ばない(あしもとにもおよばない)
力量の開きが大きすぎて、とうてい肩を並べられないこと。 相手の足の位置にすら届かないとの意から。 「足元へも寄り付けない」ともいう。
姉は菅笠、妹は日傘(あねはすげがさ、いもとはひがさ)
女性は嫁ぎ先しだいで、境遇に大きな差が出てくるということ。「菅笠」は農作業でかぶる笠。「日傘」は盛装などの時にさす日除けの傘。同じ家で育った姉妹でも、嫁ぎ先によって、菅笠をかぶってあくせく働いたり、日傘をさして優雅に出掛けたりと、違う境遇になるということから。
あるところにはあるもの(あるところにはあるもの)
世間の多くの人は金で苦労するものだが、一方で金持ちは有り余るほどの金を持っているということ。
雲泥の差(うんでいのさ)
非常に大きな隔たりのこと。たいへんな差のこと。「雲泥」は、天の雲と地の泥で天地のこと。
及びも付かない(およびもつかない)
差がありすぎて、到底かなわない。
駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
人の生き方は、貧富の差や境遇によってさまざまであるということ。また、そのさまざまな人のつながりで、世の中はうまく成り立っているということ。 世の中には駕籠に乗る身分の人もいれば、その駕籠を担ぐひともいる。また、駕籠を担ぐひとの履く草鞋を作る人もいる。 人の世は持ちつ持たれつであるとの意から。
金は片行き(かねはかたいき)
金は、ある所にはたくさんあるのに、ない所にはさっぱりないということ。
桁が違う(けたがちがう)
規模や数量などに大きな差があること。かけ離れていること。
桁が外れる(けたがはずれる)
程度や規模などがかけ離れていること。
軒輊(けんち)
上がり下がりや高低。転じて、優劣のこと。「軒」は車の前が高い、「輊」は車の前が低いという意。
下駄も阿弥陀も同じ木の切れ(げたもあみだもおなじきのきれ)
踏まれる側と拝まれる側に分かれてはいても、削り出された素はどちらも一本の幹だった。 扱いの高低は後から付いたもので、はじまりのところに上下はない。
小坊主一人に天狗八人(こぼうずひとりにてんぐはちにん)
弱い者ひとりを、強い者が大勢で取り囲むこと。相手にならないほどの力の差をいう。
差をつける(さをつける)
物事を比べたときに、はっきりとした違いを生じさせること。また、競争や比較の場面で他より抜きん出て優位に立つこと。
相撲にならない(すもうにならない)
能力に違いがありすぎて、勝負にならないこと。
駿河の富士と一里塚(するがのふじといちりづか)
かけ離れていて比較にならないことのたとえ。 「一里塚」は、街道の一里の目印として土を小高く盛って作った塚のこと。 形は似ていても大きさのかけ離れた一里塚と富士山を比べるとの意から。
仙人の千年、蜉蝣の一時(せんにんのせんねん、かげろうのいっとき)
途方もなく長い生も、またたく間に尽きる生も、当人にとっては同じく一つの生涯である。 裏返して、その隔たりの大きさを言うのにも使う。
想像を絶する(そうぞうをぜっする)
想像することができる程度を大きく上回っていること。
太刀打ちができない(たちうちができない)
相手のほうが力が上で、勝負にならない。相手にならない。 「太刀打ちできない(たちうちできない)」ともいう。
提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)
釣り合わないこと、比較にならないことのたとえ。提灯と釣り鐘は形は似ているが重さがまるで違うことから。
月と鼈(つきとすっぽん)
比べものにならないほど、かけ離れていることのたとえ。月と鼈は丸い形は似ているが、まったく違うものであることから。
月の前の灯(つきのまえのともしび)
立派なものに比較されて見劣りがすることのたとえ。名月の夜には灯火は目立たないことから。
天地、夏冬、雪と墨(てんち、なつふゆ、ゆきとすみ)
まったく正反対なこと、非常に差があることのたとえ。
灯心に釣り鐘(とうしんにつりがね)
一方はあまりに軽く、一方はあまりに重くて、同じ秤に載せようがない間柄。 糸ほどの灯心と、鋳物の釣り鐘とを並べてみる意から。
同日の論にあらず(どうじつのろんにあらず)
一方を持ち出して他方と並べること自体が、そもそも見当違いになる。ものさしを当てても目盛りが届かないほど離れた二つをいう。
似ても似つかない(にてもにつかない)
全く似ていないこと。
歯が立たない(はがたたない)
相手の能力が高すぎて勝負にならないこと。 または、その物事が難しすぎて処理できないこと。 硬くて噛み砕くことができないとの意から。
東は東、西は西(ひがしはひがし、にしはにし)
東洋と西洋とは成り立ちからして違い、たがいに相手を分かりきることはないということ。 東と西が出会うことはないと歌い出す詩の一節。続けて、力量の釣り合った者どうしが向かい合うときには東も西もないとうたわれている。
一時違えば三里の遅れ(ひとときちがえばさんりのおくれ)
少しの間でもぐずぐずしていると、たちまち大きな差が開くということ。 「一時」は約二時間、「三里」は約十二キロメートル。 一時遅れると、旅程に三里の遅れが出るとの意から。 「ひととき」は「いっとき」ともいう。 また「一時三里」ともいう。
瓢箪に釣り鐘(ひょうたんにつりがね)
差がありすぎて比べものにならないことのたとえ。また、釣り合いがとれないことのたとえ。瓢箪も釣り鐘もつり下げることは出来るが、重さも大きさも比較にならないことから。
ピンからキリまで(ぴんからきりまで)
最初から最後まで。また、最上から最低まで。「ピン」はさいころ等の1のこと。転じて、はじめの意。「キリ」は10のこと。転じて終わりの意。
水をあける(みずをあける)
競い合う相手との間を、追いつけないほど大きく開けること。競泳や漕艇で、先頭と後続の間に水面が空くほどの隔たりが生まれる意から。
持てる者と持たざる者(もてるものともたざるもの)
世の中は財産を持つ豊かな者と、それを持たない貧しい者の二種類しかないということ。
有知無知三十里(ゆうちむちさんじゅうり)
知恵のある者と知恵のない者には、大きな差があることのたとえ。 魏の曹操が楊脩を従えて曹娥の墓碑のそばを通ったとき、碑文の意味を楊脩はすぐに理解できたが、曹操は三十里先でやっと理解できたという故事から。
雪と墨(ゆきとすみ)
真っ白な雪と真っ黒な墨のように、正反対のものやはっきりと違うもののたとえ。 「墨と雪」ともいう。
