「自分の欠点に気づかない」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 25 件
「自分の欠点に気づかない」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全25件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
悪女は鏡を疎む(あくじょはかがみをうとむ)
器量の悪い女性が鏡に向かうのを嫌がるように、人間は自分の欠点に触れるのを嫌がるということ。「悪女」は不器量な女のこと。
頭の上の蠅を追え(あたまのうえのはえをおえ)
身にふりかかっている厄介ごとを片づけないまま、よそへ口を出している。 手元も収まらぬうちに動く者へ、あきれ半分に投げる言葉。 「頭の上の蠅を追う」ともいう。
息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
自分の欠点は自分では気づかないということ。 自分の息が臭いことは自分ではわからないことから。
医者の自脈効き目なし(いしゃのじみゃくききめなし)
たとえ専門分野のことでも、自分のことになると適切な処理ができないということ。 医者は他人の病気は治せても、自分の病気は適切な処置ができないとの意から。
海賊が山賊の罪をあげる(かいぞくがさんぞくのつみをあげる)
自分の悪行は棚に上げて他人の悪行を非難するたとえ。また、同類であっても利害が共通しない者は敵対するということ。 「山賊の罪を海賊があげる」ともいう。
臭いもの身知らず(くさいものみしらず)
まわりが顔をしかめていても、元を作っている当人だけは平気でいる。身の内から立つものには鼻が慣れてしまい、いちばん近い者がいちばん鈍くなる。
猿の尻笑い(さるのしりわらい)
自分の欠点に気づかず、他人の欠点を嘲笑することのたとえ。 猿が自分の尻が赤いことに気付かずに、他の猿の尻を見て笑うことから。
知らぬは亭主ばかりなり(しらぬはていしゅばかりなり)
妻の不身持ちが人の口の端に上っていながら、当の夫にだけ伝わっていない。 内輪の話が本人を素通りして広がっていく様子にもいう。
自分の盆の窪は見えず(じぶんのぼんのくぼはみえず)
自分の欠点はわからないことのたとえ。「盆の窪」は首の後部中央のくぼんだ所。
棚に上げる(たなにあげる)
自分に不都合なことにわざと触れないでおくことのたとえ。
盥半切りを笑う(たらいはんぎりをわらう)
似たり寄ったりの者どうしで、一方が他方の足りなさをあげつらうこと。 盥が、同じ形をした小ぶりの半切りをばかにする意から。半切りは盥に似た平たい桶。
町内で知らぬは亭主ばかりなり(ちょうないでしらぬはていしゅばかりなり)
近所ではとうに噂になっている連れ合いの浮気を、当の夫だけが最後まで気づかずにいる。 周りの目に映っているものが、いちばん間近な者にだけ見えないという皮肉。
泥棒の逆恨み(どろぼうのさかうらみ)
自分の悪いところは棚に上げて、相手を非難することのたとえ。 泥棒が自分の悪事は棚に上げて、捕まえた人や被害者を恨むとの意から。
人に七癖、我が身に八癖(ひとにななくせ、わがみにやくせ)
他人の癖は目につきやすいが、自分の癖にはなかなか気がつかないから自戒せよということ。
人の一寸、我が一尺(ひとのいっすん、わがいっしゃく)
人の欠点は少しのことでも目につくが、自分の欠点はどんなに大きくても気がつかないというたとえ。
人の七難より我が十難(ひとのしちなんよりわがじゅうなん)
人の欠点は少しのことでも気がつくが、自分の欠点はなかなか気がつかないということ。 「難」は欠点のこと。 「人の七難より我が八難」「人の七難は見ゆれど我が十難は見えず」ともいう。
人の蠅を追うより己の蠅を追え(ひとのはえをおうよりおのれのはえをおえ)
よその欠点に伸ばしたその手で、まず自分の欠点をひとつ直せばよい。 人を直す資格は、そのあとについてくる。 単に「己の頭の蠅を追え」とも、「我が頭の蠅を追え」ともいう。
目糞、鼻糞を笑う(めくそ、はなくそをわらう)
自分の欠点に気付かず、他人の欠点をあざ笑うたとえ。 目糞が鼻糞のことを汚いと笑うとの意から。 「鼻糞が目糞を笑う」ともいう。
目で目は見えぬ(めでめはみえぬ)
自分の欠点には気づきにくいということのたとえ。 自分で自分の目を直接見る事はできないことから。
目は毫毛を見るも睫を見ず(めはごうもうをみるもまつげをみず)
人の欠点は細かい点までわかるが、自分のことはなかなか気がつかないというたとえ。 「毫毛」は細かい毛。 目は細かい毛さえも見ることができるのに、自分の睫(まつげ)は見ることができないとの意から。
面面の蜂を払う(めんめんのはちをはらう)
人の落ち度をとがめる前に、めいめいが自分の身の始末をつけよということ。
病を護りて医を忌む(やまいをまもりていをいむ)
自分に欠点や過ちがあっても、人の忠告を聞こうとしないことのたとえ。 病気があるのに医者にかかるのを嫌がるとの意から。
我が糞は臭くなし(わがくそはくさくなし)
自分の欠点には気がつかないというたとえ。
我が身の臭さ我知らず(わがみのくささわれしらず)
自分の欠点はなかなか気がつかないというたとえ。
我が身の事は人に問え(わがみのことはひとにとえ)
自分の短所やしくじりは当人の目に入らないものだから、まわりに尋ねて直すのがよいということ。 わが事となると見立てが狂いやすいので、人の目を借りよという教え。
