「理性を失う」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 40 件
「理性を失う」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全40件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
怒りで我を忘れ、落ち着いた考えができなくなること。 血が頭のほうへ上るという、体の変わりようで言う。 同じような言い方に「かっとなる」「頭に来る」がある。
熱くなる(あつくなる)
一つのことに熱中して、他のことを忘れる。特に、異性に夢中になることについていう。 また、熱中するあまり、感情が高ぶって腹を立てる。かっとなる。
後先見ず(あとさきみず)
後のことをよく考えずに行動するようす。
一朝の怒りにその身を忘る(いっちょうのいかりにそのみをわする)
一時的な怒りのために我を忘れて行動すること。 また、そのような行動は身を滅ぼすことになるという戒め。 「一朝の怒りに一生を過つ」ともいう。
色香に迷う(いろかにまよう)
女性のあでやかな容姿に惑わされ自分を失ってしまうこと。
牛の一散(うしのいっさん)
日頃は決断の遅い人が、深く考えもせずむやみに行動することのたとえ。 歩みののろい牛が、何かのはずみで一目散に走り出すことから。
現を抜かす(うつつをぬかす)
ある事に夢中になり本心を失うこと。 「現(うつつ)」は正気のことで、正気をなくすとの意から。
おだてに乗る(おだてにのる)
人からおだてられていい気になり、軽率な行動をとること。
かっとなる(かっとなる)
怒りが一気に燃え上がり、抑えがきかなくなること。 「かっと」は、物事が急に激しく起こるさまを表す語。恥じたときに顔がほてるさまにも使う。 同じような言い方に「頭に血が上る」「頭に来る」がある。
気が遠くなる(きがとおくなる)
①目の前が白くなって、その場の物音も人の姿も遠のいていく。②数の大きさや年月の長さが自分の測れる幅を越えていて、聞いただけで頭が追いつかなくなる。
気が触れる(きがふれる)
精神の状態がおかしくなること。
血気に逸る(けっきにはやる)
体を巡る血の勢いにあおられ、行き着く先を確かめもせぬまま動きだそうとする。年の若い者の、ためらいのない振る舞いをさして使う。
血気の勇(けっきのゆう)
昂ぶった気持ちに押されて突き進むだけの、腰の据わらない強気。傍目には肝が太いように映るが、退く場面を見きわめる力を欠いている。「血気」は、若さから来る勢いをいう。
恋の山には孔子の倒れ(こいのやまにはくじのたおれ)
どんなにすぐれた人でも、色恋のこととなると思慮分別を失い、間違いを犯してしまうというたとえ。「孔子」は孔子(こうし)の呉音読み。
恋の闇(こいのやみ)
恋をしたことによって、まるで闇の中に迷いこんだかのように思慮分別がつかなくなることのたとえ。 「恋の闇路」「恋路の闇」ともいう。
恋は曲者(こいはくせもの)
恋は理性を失わせるから、恋をした人は常識では考えられないような、とんでもないことをするおそれがあるということ。
恋は思案の外(こいはしあんのほか)
恋愛は理性を失わせるため、常識や理屈で理解できるものではないということ。 「恋」は「色」、「思案」は「心」ともいう。
恋は盲目(こいはもうもく)
恋をすると、人は理性を失い、他の事が見えなくなるということ。
子故の闇(こゆえのやみ)
わが子を思う情に引かれて、親が分別を失うこと。「人の親の心は闇にあらねども」と詠まれた歌から出た言い方。
酒は飲むとも飲まるるな(さけはのむとものまるるな)
酒は適度に飲むのはよいが、飲みすぎて理性を失うような飲み方をしてはいけないということ。
前後を忘れる(ぜんごをわすれる)
興奮したり動揺したりして、まともな判断ができなくなること。 または、酒に酔って意識がはっきりしなくなること。
短気は未練の初め(たんきはみれんのはじめ)
短気を起こすと後悔することになり、未練が生じて苦しむことになるということ。
短気は身を亡ぼす腹切り刀(たんきはみをほろぼすはらきりかたな)
短気を起こせば、自滅を招いてしまうことのたとえ。 短気は自分の腹を切る刀と同じであるとの意から。
血の気が多い(ちのけがおおい)
興奮しやすく、感情のままに行動する性質。
血道を上げる(ちみちをあげる)
恋愛や道楽に夢中になって、分別を失う。のぼせあがる。
鶏冠に来る(とさかにくる)
腹立たしさが募って、怒りをこらえきれなくなること。 「鶏冠」は、鶏などの頭の上にある赤い肉の突起。「頭に来る」を強めた言い方。 同じような言い方に「頭に血が上る」「かっとなる」がある。
とめてとまらぬ恋の道(とめてとまらぬこいのみち)
人の忠告や理性などで止められないのが恋というものだ、ということ。
虎になる(とらになる)
酒に酔って恐怖を感じなくなること。 または、酒に酔って暴れること。
度を失う(どをうしなう)
ひどく慌てて冷静さを失うこと。
熱に浮かされる(ねつにうかされる)
高熱によって、うわごとを言うような状態になること。 また、分別を失うほど一つのことに熱中すること。
裸馬の捨て鞭(はだかうまのすてむち)
何もかもなくした状態になったあと、自暴自棄になって無茶苦茶なことをするたとえ。「捨て鞭」は、馬を速く走らせるために尻を鞭打つこと。人も荷物も乗せていない馬の尻を鞭打つということから。
匹夫の勇(ひっぷのゆう)
物事を深く考えていない、一時の感情に任せた軽率な勇気のこと。 「匹夫」は身分の低い人や教養のない人。転じて軽率な人のこと。 「小人の勇」ともいう。
暴虎馮河の勇(ぼうこひょうがのゆう)
血気にはやり無鉄砲なことをすることのたとえ。「暴虎」は素手で虎を打つこと、「馮河」は大きな河を徒歩で渡ることで、そのような無謀な勇気の意から。
魔が差す(まがさす)
悪魔が心の中に入りこんでしまったかのように、一瞬の判断や行動を誤ってしまうこと。
目が眩む(めがくらむ)
強い光にやられて、しばらく何も目に映らない状態。また、欲や誘いに引きずられて良し悪しの見境を失うこと。
自棄を起こす(やけをおこす)
物事が思い通りにならず、投げやりな気持ちになること。
破れかぶれ(やぶれかぶれ)
もうどうにでもなれ、という気持ちで、やけになって行動するさま。
酔いが回る(よいがまわる)
酒に酔って、判断力や感覚が鈍くなること。
欲に目が眩む(よくにめがくらむ)
欲のために理性を失い、正常な判断ができなくなること。 「欲には目見えず」「欲に目が無い」ともいう。
我を忘れる(われをわすれる)
ある物事に夢中になったり、興奮したりして理性を失うこと。
