「勝負」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 48 件
「勝負」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全48件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
相手が相当な実力者で、自分と競い合うのに十分である。
一二を争う(いちにをあらそう)
一番になるか二番になるかを競い合う。首位をあらそう。
一戦に及ぶ(いっせんにおよぶ)
決着をつけるために、ひと勝負する。
一戦を交える(いっせんをまじえる)
ひと勝負する。一度たたかう。
一本取る(いっぽんとる)
剣道や柔道などで技が決まる。 議論などで言い負かす。相手をやり込める。
受けて立つ(うけてたつ)
相手からの挑戦に応じ、立ち向かうこと。
追いつ追われつ(おいつおわれつ)
両者の実力が同じくらいで、追いかけたり追いかけられたりしている様子。
顔を合わせる(かおをあわせる)
試合や競技などで対戦相手となる。また、演劇や映画などで共演する。 「顔が合う」ともいう。
片目が開く(かためがあく)
相撲などで、負け続けていた勝負に、初めて勝利すること。
勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
試合などに勝ち、勝利を宣言すること。 相撲で、行司が力士の名を呼ぶ意から。
勝ちに乗ずる(かちにじょうずる)
勝った勢いのまま、つぎつぎに物事をおこなうこと。
勝ちを拾う(かちをひろう)
勝てそうになかった勝負などで、運よく勝利を得ること。
勝った自慢は負けての後悔(かったじまんはまけてのこうかい)
勝負に勝った時に自慢しすぎると、負けた時に引っ込みがつかず、恥ずかしい思いをして後悔するということ。
勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)
戦いに勝っても油断しないで心を引き締めよという戒めの言葉。 戦いに勝って兜を脱いだ時に、敵に襲われたらひとたまりもないので、勝っても兜の緒を締めなおして気を抜くなとの意から。
勝てば官軍、負ければ賊軍(かてばかんぐん、まければぞくぐん)
道理の有無にかかわらず戦いに勝ったほうが正義、負けたほうが悪になるというたとえ。 単に「勝てば官軍」ともいう。
凱歌を揚げる(がいかをあげる)
試合や戦争などの戦いに勝利して喜ぶ。 「凱歌」は、勝利を祝う歌。 「揚げる」は「上げる」「挙げる」とも書く。
食うか食われるか(くうかくわれるか)
優劣がつけられないほど、実力に差のない者同士が生き残りをかけて命懸けで戦うこと。 相手を食うか自分が食われるかとの意から。
軍配が上がる(ぐんばいがあがる)
競い合った二者のうち、一方に勝ちが定まること。また、優劣を比べて、そちらのほうが上だとされること。相撲で、勝った側へ行司が軍配を向けることから。
駒を進める(こまをすすめる)
対戦に勝って、一つ先の回戦へ出ること。物事が一段先へ運ぶことにもいう。盤上の駒を前へ送る動きに見立てた言い方。
師匠のはな負け(ししょうのはなまけ)
最初は師匠が弟子に負けることもあるが、回を重ねると弟子が負け、やはり師匠の実力にはかなわないということ。勝負事で初めに負けたものが負け惜しみにいう言葉。
祝杯を上げる(しゅくはいをあげる)
願いが叶ったり、勝負に勝ったりして喜ぶこと。祝いの席で酒を酌み交わしながら喜ぶという意味から。
雌雄を決する(しゆうをけっする)
戦って勝敗を決めること。決着をつけること。「雌雄」は、優劣・勝ち負けの意。
勝負は時の運(しょうぶはときのうん)
同じ顔ぶれでやっても、勝ち負けは日によって入れ替わる。 負けた者を立ち上がらせるときに口にする。 「勝負は時のはずみ」「勝つも負けるも時の運」「勝つも負けるも運次第」「負けるも勝つも時の運」「負けるも勝つも運次第」などともいう。
初日が出る(しょにちがでる)
相撲で、その場所で負け続けていた力士が初めて勝つこと。
白星をあげる(しろぼしをあげる)
取組や試合を制して、勝ちの側に数えられる。 幾つ積み上げたかが、そのまま調子や力量の目安になる。
相撲に勝って勝負に負ける(すもうにかってしょうぶにまける)
内容や経過は良いにもかかわらず、結果的に失敗してしまうことのたとえ。 相撲の内容では優勢だったのに、ちょっとしたはずみで負けてしまうとの意から。
相撲にならない(すもうにならない)
能力に違いがありすぎて、勝負にならないこと。
関ヶ原(せきがはら)
勝敗や運命が決まる大事な戦いや場面のたとえ。岐阜県南西端の地名で、ここで慶長五年(1600年)に石田三成らの西軍と徳川家康の東軍が天下を争って戦ったことから。
先陣を争う(せんじんをあらそう)
一番最初に成し遂げようとして、互いに競うこと。 最初に敵陣に攻め込もうとして争うということから。
先手は万手(せんてはまんて)
機先を制することが、どんな手段より効果的だということ。
総嘗めにする(そうなめにする)
複数回行う勝負などで全て勝つこと。 または、賞などを全て獲得すること。 また、災害などで、ある範囲全てに被害が及ぶこと。
鍔迫り合いを演じる(つばぜりあいをえんじる)
同じくらいの力のもの同士が激しく争うこと。 「鍔迫り合い」は互いの刀を鍔で受け止めながら押し合うこと。
天下分け目(てんかわけめ)
勝負が決まる重大な場面や時期のこと。 天下を取るか取られるかの重大な分かれ目との意から。
天下分け目の戦い(てんかわけめのたたかい)
今後の運命が決まる重要な戦いのこと。特に関ヶ原の戦いをいう。
天王山(てんのうざん)
勝負の分かれ目となるきわめて大事な時や場所のこと。「天王山」は、京都にある山。交通の要地であった、天王山のふもとの山崎の戦いで、羽柴秀吉が明智光秀に勝利を収めたことから。
テープを切る(てーぷをきる)
競争などで一番になること。一着になること。 競争のゴールに張られているテープを切るということから。
抜きつ抜かれつ(ぬきつぬかれつ)
両者の実力が同じくらいで、お互いに追いかけたり追いかけられたりするさま。
覇権を握る(はけんをにぎる)
せり合いを勝ち抜いて、その分野を動かす力を自分の側に引き寄せる。 競技では、大会やリーグで一番になった者についていう。
覇を争う(はをあらそう)
主導権をめぐって、力と力をぶつけ合うこと。競技で頂点に立とうとして競り合う場合にもいう。
覇を唱える(はをとなえる)
力で他を押さえ込み、その世界を意のままにする立場に就くこと。競技で頂点をきわめることにもいう。
人に勝たんと欲する者は必ず先ず自ら勝つ(ひとにかたんとほっするものはかならずまずみずからかつ)
人に勝とうと思うなら、まず自分自身の色々な欲望に打ち勝つ必要があるということ。
分がある(ぶがある)
勝負などで勝つ見込みがあること。
分が悪い(ぶがわるい)
勝負などで勝つ見込みがないこと。
ペナントを握る(ぺなんとをにぎる)
一季をかけた長い戦いを制し、その年の首位に立つ。 勝者に手渡される旗の名を借りた言い方。
星を稼ぐ(ほしをかせぐ)
成績をよくすること。点数を稼ぐこと。
星を分ける(ほしをわける)
勝負などで勝ちと負けの数が同じになること。
負けが込む(まけがこむ)
勝負などで、負けた回数が多くなること。
四つに組む(よつにくむ)
正面から堂々と勝負すること。 また、全力で取り組むこと。
