勝てば官軍、負ければ賊軍とは
勝てば官軍、負ければ賊軍
かてばかんぐん、まければぞくぐん
言葉 | 勝てば官軍、負ければ賊軍 |
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読み方 | かてばかんぐん、まければぞくぐん |
意味 | 道理の有無にかかわらず戦いに勝ったほうが正義、負けたほうが悪になるというたとえ。
単に「勝てば官軍」ともいう。 |
異形 | 勝てば官軍(かてばかんぐん) |
場面用途 | 戦争 |
類句 | 無理が通れば道理引っ込む(むりがとおればどうりひっこむ) |
力は正義なり(ちからはせいぎなり) | |
使用語彙 | 負け |
使用漢字 | 勝 / 官 / 軍 / 負 / 賊 |
「勝」を含むことわざ
- あるはないに勝る(あるはないにまさる)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 言わぬは言うに勝る(いわぬはいうにまさる)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 男勝り(おとこまさり)
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 勝ち鬨を挙げる(かちどきをあげる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
- 勝ちに乗じる(かちにじょうじる)
「官」を含むことわざ
- 勝てば官軍(かてばかんぐん)
- 勝てば官軍、負ければ賊軍(かてばかんぐん、まければぞくぐん)
- 官途に就く(かんとにつく)
「軍」を含むことわざ
- 軍を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
- 軍門に降る(ぐんもんにくだる)
- 軍門に下る(ぐんもんにくだる)
- 三軍も帥を奪うべきなり、匹夫も志を奪うべからず(さんぐんもすいをうばうべきなり、ひっぷもこころざしをうばうべからず)
- 大軍に関所なし(たいぐんにせきしょなし)
- 敗軍の将は兵を語らず(はいぐんのしょうはへいをかたらず)
「負」を含むことわざ
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 負うた子より抱いた子(おうたこよりだいたこ)
- 負うた子を三年捜す(おうたこをさんねんさがす)
- 負うた子を三年探す(おうたこをさんねんさがす)
- 負ぶえば抱かりょう(おぶえばだかりょう)
- 負ぶえば抱かろう(おぶえばだかろう)
- 負わず借らずに子三人(おわずからずにこさんにん)
- 負んぶすれば抱っこ(おんぶすればだっこ)
- 勝った自慢は負けての後悔(かったじまんはまけてのこうかい)
- 勝つも負けるも運次第(かつもまけるもうんしだい)